技術の進化に期待
昨年も仕事納めはA様宅で。
もう、5年になるのだろか。
その間にご主人様の料理の腕前もあがって、
毎年、年末にお昼をご馳走になる。
娘のように可愛がって下さるので、
とても有難く思っている。
進行性の病気を患われているA様は、
徐々に症状も進行し、
ご自身で出来ない事も増えてきて、
介護をされているご主人様に
これまでより更に
負担をかけていることに
心を痛めていると私に話した。
ご主人様も、
「一生懸命に介護をしても、
進行性の病気は治ることもないし、
悪くなっていく一方なので、
希望も持てなくて辛いし疲れるばかり。」
とボソッと私に呟かれ、
気力も体力も少しお疲れ気味なようだった。
どちらのお気持ちもわかる。
自分が、どちらの立場でも、
同じように思うだろう。
介護は、子育てのようにはいかない。
年を重ねるにつれ、
介護する側、される側の
気持ちの負担も大きくなってもくる。
そんな中でも、
「できることは自分で」という、
奥様の希望を少しでも叶えられるよう、
お部屋の物の配置などの提案をし、
ご主人様と意見交換をして、
また、次回にお部屋の物の位置を
今の奥様のお体の状態にあわせて、
配置換えをすることになった。
双方の負担の軽減になるよう、
頑張りたいと思う。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living