未使用品が家を占領
リピーターのB様のお子様から、
『出会えたことに感謝をしています。
どうしたら、先生のような方に
来てもらえるのか分からず、
困っている方も多くいらっしゃる中、
私達親子はラッキーでした。』
というお言葉をいただきました。
有難いことです。
私がうかがう前から、
実家の片づけをしようとされていたお子様。
しかし、親の事を思ってのことではあるけれど
ただただ、早く片付けようという思いで、
親子で衝突をしたりしていたらいのですが、
私が親御さんの話をじっくり聴き、
それをお子様に伝えたり、
また、その逆で、
お子様の思いを親御さんに伝えたことで、
実の親子であっても、
分からなかったり、気づかなかったことを
知ることが出来たそうです。
お子様だけの思いで行うと、
片付くのは早いですが、
果たして、それが、親御さんにとって、
住みやすい部屋になるかというと、
残念ながら、そうはならないことが多いのです。
何故なら、これまでの習慣や、
現在や、これからの心身の状態の予測をする事が
抜け落ちてしまっていることが多いからです。
それにモノへの執着も、
親御さんが自分で絶っていないので、
余計に増すことも少なくありません。
なので、親子が共に寄り添うことは大切。
だから、そのお手伝いも
私の仕事のひとつだと思っています。
しかしながら、そこを端折りたい方も多い中、
私の考えを理解をして、
親御さんに向き合って、寄り添う時間を
与えてくれたお子様にも感謝しています。
ありがとうございます。
今回は、お身体の変化にあわせて、
ベッドや椅子などの高さや動線の再確認をし、
モノを置いてはいけない場所や、
危険が潜んでいそうな箇所、
その理由、改善の方法を説明し整え直しました。
住み慣れた我家は、
そこにそれがあるのが当たり前で、
不便や危険を感じてなかったことに
気がついていただけたようで、
楽になったと親御さんにも喜んでいただけました。
出来なくなったと諦めずに
こうしたら、まだ、出来ると
前向きなお気持ちになられて、
これからも、ストレスなく毎日を楽しく
お過ごしいただけるといいなと思います。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living