片づけてくれたのだけど・・・不便。
最近、膝や腰が痛くて辛いというAさん。
ご主人にDIYで
『トイレに手すりを取り付けてもらうの。』
と仰ったので、
『壁の強度を確認された方がいいですよ。』
とアドバイスしたら、
『え!?土壁じゃないから大丈夫でしょ?』
っと驚かれていました。
私は、出来れば、
壁の構造がわかっているプロの方に
お願いされることをお勧めします。
なぜなら、日本の多くの住宅は、
内壁が厚み10mm前後ほどの石膏ボードの上に
クロスなどの壁紙を貼って作られています。
この石膏ボードに直接手すりを取り付けても
体重を支えきることができないので、
ガタつきやグラつきがでて返って危険なのです。
しっかりと手すりで身体を支えるようにするには、
石膏ボードの裏側にある下地と呼ばれる
住宅の骨組みとなっている柱を探して
釘やネジを打ち込む必要があるのです。
けれど、壁の構造がわからない素人では
下地がどこにあるか探すのは難しいのです。
ご自分でと仰る方は、
『下地探し』という工具などを使って、
必ず壁の強度を確認をなさって下さいね。
『下地探し』の詳しくは、下の動画をご覧ください。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living