壁の強度、大丈夫?

弘瀨美加

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テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納



最近、膝や腰が痛くて辛いというAさん。
ご主人にDIYで
『トイレに手すりを取り付けてもらうの。』
と仰ったので、
『壁の強度を確認された方がいいですよ。』
とアドバイスしたら、
『え!?土壁じゃないから大丈夫でしょ?』
っと驚かれていました。

私は、出来れば、
壁の構造がわかっているプロの方に
お願いされることをお勧めします。
なぜなら、日本の多くの住宅は、
内壁が厚み10mm前後ほどの石膏ボードの上に
クロスなどの壁紙を貼って作られています。
この石膏ボードに直接手すりを取り付けても
体重を支えきることができないので、
ガタつきやグラつきがでて返って危険なのです。
しっかりと手すりで身体を支えるようにするには、
石膏ボードの裏側にある下地と呼ばれる
住宅の骨組みとなっている柱を探して
釘やネジを打ち込む必要があるのです。
けれど、壁の構造がわからない素人では
下地がどこにあるか探すのは難しいのです。
ご自分でと仰る方は、
『下地探し』という工具などを使って、
必ず壁の強度を確認をなさって下さいね。

『下地探し』の詳しくは、下の動画をご覧ください。


シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living

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弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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