こわれたオフクロと子猫のミイ

弘瀨美加

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テーマ:介護予防

                  
                   

                   千葉県成田市在住の漫画家 山崎浩さんが、 
                  60歳代で認知症になったご自身のお母様の事を
                  漫画で紹介されていました。
                  認知症の進行や、介護する家族のこと、
                  猫を飼ったことの効果などが描かれていました。
                  人によって認知症の症状の現れ方も様々ですが、
                  介護する者にとっては、体にも心にも、
                  大きな負担がかかってきますよね。
                  母を大切に思いながらも、
                  介護する者の、その大変さが、
                  介護経験者の私には、響きました。
                  是非、読んでみて下さい。

               漫画はこちらから → 『こわれたオフクロと子猫のミイ』

                
                  
                画像:『こわれたオフクロと子猫のミイ』山崎浩より

                  認知症が進行すると、介護を必要とすることも多くくなり、
                 家族などにお世話してもらう機会が増えて、
                 以前の健康だった頃の自分と比較して、
                 落ち込んだり不安を抱えたりされる方もいらっしゃいますが、
                 ペットを飼うことで、逆に世話をする立場になって、
                 「優しくしてあげたい」「世話をしなければ」といった
                 使命感や役割意識が自然と生まれてくるのだそうです。
                 現在、認知症の予防について研究が進められている、
                 「記憶」「運動」「会話」という3つの観点を
                 ペットを飼うことで、網羅することができ、
                 予防だけでなく、
                 「暴力」「うつ症状」「無気力」といった
                 認知症の周辺症状が改善することもあるとか。
                 動物の人間に与える力って大きいですね。
                 しかし、動物にもそれぞれ個性がありますし、
                 人間にも、認知症の症状の現れ方も、
                 それぞれ違っていますので、
                 その点は、頭に置いておかないといけませんね。

                 認知症予防のためにペットを飼うことについて、
                 川添敏弘さん(ヤマザキ学園大学准教授)が
                 こちら→介護ポストセブン
                 詳しく書かれていますので、参考になさって下さい。

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専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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