ものづくり補助金 第20回募集開始 新製品・新サービス開発、海外事業を補助

棈木順一

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テーマ:新製品・新サービス開発

国のものづくり補助金の第20回募集が始まりました。第18回募集まで「省力化枠」で専用設備への投資も補助対象でしたが、第19回から「省力化枠」はなくなり、「製品・サービス高付加価値化枠」と「グローバル枠」のみとなり、新製品・新サービス開発と海外事業が補助対象となります。

「製品・サービス高付加価値化枠」では、革新的な新製品・新サービス開発の取り組みに必要な設備・システム投資等を支援します。革新的な新製品・新サービス開発とは、顧客等に新たな価値を提供することを目的に、自社の技術力等を活かして新製品・新サービスを開発することをいいます。

条件として、補助事業終了後 3~5 年の事業計画期間において、事業者全体の付加価値額の年平均成長率を 3.0%以上増加、従業員及び役員それぞれの給与支給総額の年平均成長率を 2.0%以上増加又は 従業員及び役員それぞれの 1 人あたり給与支給総額の年平均成長率を最低賃金 の直近 5 年間の年平均成長率以上増加、ほかいくつかの基本要件があります。

製品・サービス高付加価値化枠 補助金額の上限:
  従業員規模で区分され、()内は大幅賃上げ特例適用の場合
5人以下  750万円(850万円)
6~20人 1,000万円(1,250万円)
21~50人  1,500 万円(2,500 万円)
51人以上  2,500万円(3,500万円)

製品・サービス高付加価値化枠 補助率:
中小企業 1/2、 小規模*・再生 2/3

グローバル枠 補助金額の上限:
  従業員規模で区分され、()内は大幅賃上げ特例適用の場合
5人以下  3,000万円(3,100万円)
6~20人 3,000万円(3,250万円)
21~50人  3,000万円(4,000万円)
51人以上  3,000万円(4,000万円)

グローバル枠 補助率:
中小企業 1/2、 小規模* 2/3

*小規模企業者・小規模事業者は、常勤従業員数が、製造業その他・宿泊業・娯楽業では20人以下、卸売業・小売業・サービス業では5人以下の会社又は個人事業主をいいます。

補助対象経費:
機械装置・システム構築費(必須)、技術導入費、 専門家経費、運搬費、技術導入費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費、原材料費、(グローバル枠では、海外旅費、広告宣伝費ほか)

申請締切 :2025年7月25日(金)
採択公表 :2025年10月下旬頃予定

詳細については、公募要領を確認ください。

ものづくり補助金の公募要領はこちらら

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棈木順一(DXコンサルタント)

ABEKIコンサルティング事務所

現場に定着するDX導入を推進し、中小企業の生産性を向上。経営者視点で上流から支援し収益アップにつなげます。ISO9001認証取得コンサルティングや内部監査の支援、新規事業の立ち上げ支援も得意とします。

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