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棈木順一

経営者視点で中小企業の収益力を高めるDXコンサルタント

棈木順一(あべきじゅんいち) / DXコンサルタント

ABEKIコンサルティング事務所

コラム

券売機や配膳ロボットなど省力化機器の導入を1/2補助する省力化補助金

2024年6月10日 公開 / 2024年6月12日更新

テーマ:生産性向上

コラムカテゴリ:ビジネス

新しく始まる【中小企業省力化投資補助金】とは?

人手不足を解消して生産性向上を図るために、補助対象機器のリスト(カタログ)から選んで省力化の設備投資をする中小企業に対し、従業員数に応じて最大200万円から1,000万円(一定以上の賃上げで300万円~1,500万円)、1/2を補助する国の補助金です。

2024年6月25日から第1回の申請受付が開始され、第1回の申請締切は、7月19日です。第2回以降も継続して申請受付が予定されています。

【中小企業省力化投資補助金】のパンフレットはこちら
【中小企業省力化投資補助金】のWebサイトはこちら
【中小企業省力化投資補助金】の公募要領はこちら

どんな機器が補助の対象?

補助金の対象となる機器は、次の12個のカテゴリーのなかで、
リスト(カタログ)に登録されているメーカー・モデルになります。

<補助対象となるカテゴリー>
券売機、配膳ロボット、スチームコンベクションオーブン、
自動精算機、飲料補充ロボット
オートラベラー、検品・仕分システム、
自動倉庫、無人搬送車(AGV・AMR)、
清掃ロボット、自動チェックイン機、
タブレット型給油許可システム

補助対象となる機器のカタログはこちら

人手不足であることが条件です

申請時に提出する事業計画のなかで、人手不足で省力化を進める必要があることを説明することが求められます。採用活動をしているが足りていない、平均残業時間が30時間超、離職・退職で前年より5%以上従業員数が減少、など。これらに該当しないが省力化したいという場合は、機器導入による省力化の効果を数値で示すことと機器の配置図や従業員の動線の変化を説明する必要があります。

登録機器は今後も追加され、充実していくと期待されます

補助対象となる機器のカタログは、本日時点で令和6年6月3日の日付のものですが、スチームコンベクションオーブンや券売機が多く掲載されています。現在も機器メーカーからの新規登録を受付けていますので、今後も補助対象となる登録機器は増加していくでしょう。

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