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川崎市、平塚市、鎌倉市のデジタル化、DXの補助金
川崎市のDXモデル開発支援事業 最大300万円を支援
川崎市では、市内中小企業の産業競争力の強化とDX化の推進に向けて、DXへの意識醸成や普及促進を図るため、先進性が高く、波及効果が見込まれる事業プラン(モデル事業)の実施に関する企画提案を募集します。
対象となる事業類型として3類型あり、(1)新ビジネス創出型:これまでにないサービス開発を目指す事業 (既存事業を核とした新たな挑戦としてのビジネスモデル変革・新市場創出)、(2)業種課題解決型:業種固有の課題解決を目指す事業(単なるシステム導入で終わらず、全社的な既存業務の改革を通じた顧客の価値創出に繋げるビジネスモデル変革)、(3)自由提案型:(1)・(2)に該当しない、申請者の自由提案に基づく事業 、となっています。
いずれもプロトタイプが開発済みで、更なる開発・実証実験を当事業で行う内容も対象となります。
経費支援としては、300万円を上限として、100%が補助されます。
さらに、個別支援・技術的助言、マッチング支援、情報発信支援といったモデル事業の推進支援が実施されます。
募集開始は令和6年7月1日、募集定員は先着5社となっています。
詳細は、川崎市のWebサイトを確認ください。
令和6年度川崎市中小企業DXモデル開発支援事業について
令和6年度川崎市中小企業DXモデル開発支援事業の募集について
平塚市の中小企業等デジタル化支援補助金
平塚市は、中小事業者等のデジタル化によるビジネスモデルの変革や競争力強化などのDXの取組みを支援するため、生産性向上・省力化等に繋がるソフトウェア等の導入に係る経費の一部を補助します。
補助金額は上限50万円、補助率1/3、ただし、すべての経費を市内発注し、支払いをした場合は上限100万円です。
申請の受付締め切りは、令和7年2月28日です。
詳細は、平塚市のWebサイトを確認ください。
平塚市中小企業等デジタル化支援補助金のWebサイト
鎌倉市の中小企業経営基盤強化事業費補助金
鎌倉市は、市内の事業者が、市内で事業を継続できるよう、産業財産権取得やデジタル化推進事業等の経営基盤を強化する事業に要する経費の一部を助成します。
令和5年度から、補助対象事業に「デジタル化推進事業」と「広報・マーケティング事業」が追加されました。ソフトウェアやキャッシュレス決済(コード決済)の新規導入、WEB広告やマーケティング調査など、様々な事業が対象になります。
デジタル化推進事業として、次のように3種類に区分されています。
(1)会計、受発注、決済、セキュリティ対策などのソフトウェアの利用料(月額定額制料金の場合は、最初に利用した月の利用分から起算して同年度内に支払った分の領収書等が交付される利用分まで)
(2)POSレジ・券売機の導入費用
(3)キャッシュレス決済(新規に導入したコード決済に限る)の手数料(最初に利用した月の利用分から起算して同年度2月末日までに交付申請が可能な利用分まで)
(1)と(2)は、上限15万円、1/3が補助されます。
(3)は、上限3万円、1/3が補助されます。
申請受付の締め切りは、令和7年(2025年)2月28日です。ただし、(3)キャッシュレス決済については、令和6年(2024年)9月30日までに事前届出が必要です。
詳細は、鎌倉市のWebサイトを確認ください。
鎌倉市中小企業経営基盤強化事業費補助金のWebサイト
綾瀬市の中小企業強靭化推進補助金
2024年5月27日時点での弊所調査では、ほかに綾瀬市の中小企業強靭化推進補助金の「デジタル化推進事業」がDXを補助対象としていますが、申請には事前相談を5月10日までに受けている必要があるとのことです。
綾瀬市の中小企業強靭化推進補助金のWebサイト