水溶性ジェルを使ったジェル香水の作り方
あなたの生活に彩りを増すアロマテラピーの世界へようこそ!
アロマテラピーを始めると、生活におだやかさと気持ちに余裕ができるのを感じることができます。
とはいえ、精油の種類やメーカーもたくさんあり、使い方の情報もたくさん。
どれをどうすればいいのか迷ってしまい、結局何もできずということも少なくありません。
まず一歩踏み出すお勧めは、ルームスプレー作りです。
【ルームスプレーの作り方】
作り方は簡単。スプレー容器に無水エタノール10mlに精油10滴ほど入れ、精製水を2ml加えるだけ。気をつけないといけないのは、【①入れる順番】と【②精製水の量】。
【①入れる順番】
必ず(1)無水エタノール(2)精油の順で入れてよく混ぜ、最後に(3)精製水を入れてください。
【②精製水の量】
精製水の量が多くなりすぎると、精油が分離してしまいます。全体の2割以下にしてください。
さて、作り方は分かりましたが、精油をどう選べばいいでしょうか?
【ブランドの選び方】
精油ブランドも複数あり、有名なものからノーブランドのものまで様々です。
手作り化粧品として使う場合は、成分分析の結果から精油の種類を決めているケモタイプ精油かつ、農薬混入分析チェックなどをしっかり行っているブランドの精油を選ぶのが良いでしょう。(例:プラナロム社など)
お部屋の芳香として楽しむ場合であれば、植物からの抽出100%で混ぜ物をしていない精油であればそこまでこだわる必要はないかもしれません。
【精油の選び方】
ルームスプレー用の精油を選ぶ場合、名前を聞いて香りをイメージできる精油をまず選びましょう。
イメージできない精油はアロマショップで香りを試香してください。
一番避けた方が良いのは、ネットや本の情報だけで選ぶこと。
確かに精油にはそれぞれ効能効果があります。でも、香りの感じ方は人それぞれ。
可能な限り一度はその香りを体験し、嫌な香りではないかを確認し、それから決めてください。
そのことを踏まえた上で、①スイートオレンジ、②ラベンダー・アングスティフォリア、③ペパーミントなどはおすすめです。これらは比較的イメージしやすい香りで、使い勝手も非常に良い精油です。
①スイートオレンジには気持ちをリラックスさせ、わずかに眠りを誘う香りと言われます。
②ラベンダーアングスティフォリアは真正ラベンダーとも呼ばれます。いわゆるラベンダーの香りです。薄く香らせると高いリラクゼーション効果をもたらすと言われます。
③ペパーミントは清涼感のある香りです。頭をスッキリとさせますので、集中力を必要とするときに役立ちます。ただし、妊娠中、授乳中の方、3歳以下のお子さんは使用をしないでください。
アロマテラピーの世界はとても楽しく、自由な世界です。
心と体の健康に役立ち、喜びをもたらす素敵な世界です。
あなたの生活に彩りを増すアロマテラピーの世界へようこそ!
【補足情報】
無水エタノール:薬局薬店、アロマショップで取り扱っています。「スピリタス」というウオツカでも代用できます。
精製水:薬局薬店、コンタクト製品を扱っているところで取り扱っています・
スプレー容器:アロマショップや100円均一ショップなどでも取り扱いがあります。
計量:メスシリンダーがあれば最善ですが、計量カップや計量キャップなどで代用可です。