キャラバンの福祉車両に多いトラブル解決法

2020年4月13日

テーマ：福祉車両のトラブル解決します

コラムカテゴリ：くらし

送迎の途中でリフトが途中で動かなくなった。
何度もボタンを押すと、また動き始めます。
こんな症状が頻繁に起こるようになりました。
これでは安心して送迎業務が行えません。

お得意様である医療法人様からのSOSです。
じっくりとその症状をお聞きしたところ・・・・・・。
私に閃くものがありました。
ということで、在庫している部品を持って駆けつけました。
私の予想通り、その部品を交換するとリフトは動き出しました。
めでたし、めでたし。

今回のトラブルの原因は、リフトの操作スイッチでした。
毎日、何度も使うものなのでかなり消耗してしまいます。
そして、操作スイッチは作業しやすいようにコードが伸びる構造になっています。
しかし、この伸びる構造が落とし穴なのです。
何度も伸ばすことによって、コードの中の線が疲弊して断線してしまうのです。
その結果、電気信号を伝えることが出来なくなりリフトが動かなくなってしまうのです。
実はこの症状は、かなり多いのが実情です。

交換はとっても簡単です。
内張りを外して、旧リモコンのコネクターを抜いて、新リモコンのコネクターを差し込むだけです。
旧型キャラバンですが、リモコンは新型のものでも代用が可能です。

（旧リモコン）

（新リモコン）

なぜ、すぐに原因が分かったのでしょうか？
それは、私たちが福祉車両の専門家だからです。
キャラバンの福祉車両なら、すでに200台以上販売しています。
だから、どこが壊れやすいのかを把握しています。

なぜ、すぐに部品を交換できたのでしょうか？
これもまた、私たちが福祉車両の専門家だからです。
というのも、福祉機構の部品はすぐに入荷しません。
普通の部品とは違いますから。
なので、当店はある程度の部品を在庫しています。
だからすぐに修理できるのです。

もし、業務などでキャラバンの福祉車両を使われている方には、操作スイッチの予備を用意されることをオススメします。
当店から近ければ、すぐに駆けつけます！
がしかし、遠方の方であれば不可能です。
だから、予備の部品を持って頂くことが最適です。
部品さえあれば交換はすぐ出来ますから。
慣れれば、2～3分です。

もしものトラブルも解決方法が分かっていれば安心ですよね。
ちなみにハイエースの操作スイッチも常時在庫しています。
ハイエースの場合も迅速に対応できます！！！