曲がるペロブスカイト太陽電池:日本の再エネ拡大を支える次世代技術
シルバー色の太陽光パネルRoof-1の誕生
住宅の屋根に太陽光パネルを載せることは、もはや珍しい選択ではなくなりました。環境意識の高まりや光熱費削減の観点から、数多くのご家庭で太陽光発電が導入されています。しかし、その多くは「黒いパネル」を屋根に後付けするスタイルであり、どうしても住宅デザインに制約がありました。
その常識を覆すのが、モノクローム社の屋根一体型太陽光パネル「Roof-1」。そして今回発表された シルバー色モデル は、従来の「黒」一色だった世界に鮮烈な風を吹き込む存在です。2025年9月発売の最新モデルです。
実際に私は自宅に黒のRoof-1を導入しており、その完成度に非常に満足しています。日々の光熱費が抑えられ、デザイン性にも優れたこの屋根材は、もはや太陽光パネルというより「未来の屋根」と呼ぶにふさわしいものです。そこに新色・シルバーが加わったとなれば、家づくりにおける選択肢が大きく広がります。
新色追加シルバー色の太陽光パネル モノクローム プレスリリース
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黒が常識だった屋根太陽光に「シルバー」という革新
これまで屋根一体型太陽光は、ほぼ例外なく黒系のカラーでした。理由はシンプルで、黒は光を効率的に吸収するため発電効率に有利とされてきたからです。また黒は外観を引き締め、屋根全体をフラットに見せる効果もありました。
しかし住宅は「暮らしの舞台」。デザインの自由度が低いことは、住まいの個性を制限してしまいます。
そこで登場したのが「シルバー色Roof-1」です。金属屋根と一体化したかのような自然なデザインは、モダンな住宅や北欧風の外観、さらには日本の伝統的な白壁との相性も抜群。特にガルバリウム鋼板や白・グレーの外壁と組み合わせれば、住宅全体が明るく、未来的な表情を持ちます。
私の自宅で実証されたRoof-1の完成度
私は岩手県盛岡市で屋根工事業を営み、数多くの屋根に触れてきました。自宅を新築した際に選んだのがモノクローム社のRoof-1(黒色モデル)です。導入の決め手は「屋根材としての完成度」と「見た目の良さ」でした。
私の自宅に採用したROOF-1についてはこちら
いち施工業者としても、また施主としても、体感したことを率直にお伝えしたいと思います。
まず施工面について。Roof-1は屋根一体型のBIPV(建材一体型太陽光パネル)です。一般的な太陽光のように「屋根材を施工した上にパネルを後付けする」わけではなく、屋根材そのものが太陽光パネルになります。そのため施工の段取りはシンプルで、二度手間がなく一度で仕上がります。ただし、施工精度を求められる製品でもあるので、板金を扱える技術を持った業者でないと対応は難しいと感じました。つまり、誰でも簡単に施工できるわけではなく、板金の知識と経験がある業者こそふさわしい製品です。
完成後の印象は、とにかく見た目がかっこいい。この一言に尽きます。外観を見た知人やご近所の方からは「これは立平葺きの板金屋根ですか?」とよく聞かれますが、実際は太陽光パネルだと説明すると皆さん驚かれます。それだけ自然に美しく仕上がるのがRoof-1の魅力です。屋根の存在感が住宅全体の印象を引き締め、眺めるたびに満足感が湧いてきます。
さらに、将来的なメンテナンスの面でも大きな利点があります。従来の後付けパネルでは、20年後に屋根を塗装や修繕する際、一度パネルを取り外してから再設置する必要がありました。その際には撤去・復旧工事の余計なコストがかかります。しかしRoof-1は屋根材と一体型なので、下に別の屋根材が存在せず、塗装や張替えの心配が不要。つまり、長期的に見ればランニングコストが低く抑えられる可能性が非常に高いのです。
また、発電パネルが設置できない部分については、超高耐久の不織布板が採用されています。この素材は色褪せしにくく、錆びにくいのが特徴で、外観の美しさを長く保つことができます。細かい部分までしっかり配慮されている点も、施工者として安心できました。
実際に住んでみて驚いたのは、断熱性能です。
Roof-1には40ミリの断熱材が敷き込まれており、この夏は外気温が30度を超えても小屋裏は24度前後と、ほぼ室内と変わらない快適さでした。通常なら小屋裏は蒸し風呂のように暑くなるものですが、今年は全く不快感がなく、断熱効果の高さを実感しました。この点はお客様にも大きく勧められるメリットだと思います。
電気代の削減効果については、施工してからまだ2か月ほどのため、具体的な数字はこれから出てきます。しかし外観の美しさや断熱性能、将来のメンテナンスコスト削減など、施工して感じたメリットはすでに大きく、私自身「施工してよかった」と心から思っています。これから1年、2年とデータが蓄積されていく中で、さらなる価値を実感できると期待しています。
シルバー色ならではのデザイン的価値
黒色は力強さや重厚感を感じさせますが、シルバーは洗練と爽やかさを演出します。特に東北地方のように冬は雪景色、夏は青空が広がる環境では、シルバーの屋根は四季折々の風景に溶け込みます。
雪と反射し合い家全体を明るく見せ、夏は空の青さに映え、秋には紅葉を背景に輝き、春には新緑と美しいコントラストを生み出す。まさに「住まいを四季のキャンバスに変える色」です。
住まいの価値を高める3つの効果
外観価値の向上
デザイン性が高まり、住宅が一層スタイリッシュに。将来的な売却時にも大きなアピールポイントになります。
機能価値の向上
光熱費削減はもちろん、災害時の非常用電源としても安心。見た目と実用性の両立が叶います。
感性価値の向上
「家がかっこいい」と感じられることは、生活の満足度を大きく高めます。
黒とシルバーの比較表
| 項 目 | Roof-1 黒 | Roof-1 シルバー |
|---|---|---|
| 価格(参考) | 1kWあたり 27〜30万円 | 1kWあたり 29〜32万円 |
| 定格出力(1枚あたり) | 約110W | 約75W |
| 発電効率 | 約19〜20% | 約18〜18.5% |
| 耐久性 | 30年以上 | 30年以上 |
| メリット | 発電効率が高い | デザイン性・希少性 |
| デメリット | 個性が出にくい | 発電効率がやや低い・価格が高め |
このようにシルバーは1枚あたりの出力が低いため、1Wあたりの単価が高め になります。効率重視なら黒、デザイン重視ならシルバーという住まい手の価値観による選択が重要です。
導入コストを抑える方法 ― 初期費用0円リース
屋根一体型太陽光に興味を持たれる方の多くが「でも費用が心配」とおっしゃいます。確かにRoof-1は屋根材と発電機能を兼ねているため、見積額は数百万円単位になるケースもあります。
しかしここで注目したいのが 初期費用0円リース。
仕組み
初期費用を負担せずに設置でき、月々のリース料を支払う仕組み。リース料は発電した電気で節約できる光熱費と相殺されるケースが多い。
メリット
・削減効果で実質的な負担が少ない
・契約期間終了後は買取・延長・撤去の選択が可能
補助金との併用
国や自治体の補助金制度を活用すれば、さらに実質負担を軽減できます。特に東北地方は再エネ普及に積極的な自治体も多く、条件に合致すれば大幅な助成を受けられる可能性があります。
「太陽光は高い」というイメージは過去のもの。いまは「どうやって賢く導入するか」が重要な時代です。
まとめ:未来をデザインするRoof-1シルバー
屋根は家の“顔”です。その顔にデザイン性と発電性能を兼ね備えたRoof-1は、暮らしに新しい価値をもたらします。
黒とシルバーにはそれぞれの魅力があります。
黒:発電効率と安定感
シルバー:デザイン性と希少性
どちらを選ぶかは、ご家族が「毎日見ていて心地よい」と思えるかどうか。それが一番大切です。
私は屋根工事の専門家として、ただ製品を売るのではなく、施工のプロとして責任を持って仕上げます。屋根は30年以上住まいを守る存在です。その大切な屋根に関わる以上、「頼んでよかった」 と感じていただける施工をお約束します。
東北4県の皆さまへ
私は 東北エリアの施工業者 として、
青森県、岩手県、宮城県、秋田県
この4県にお住まいの方のRoof-1施工をすべて担当しています。
「デザインも発電も妥協したくない」
「せっかくなら未来的でかっこいい屋根にしたい」
「東北の気候に強い施工をお願いしたい」
そのようにお考えの方は、ぜひ私にご依頼ください。
今こそ、屋根を“発電するデザイン”に変えるチャンスです。
あなたの住まいの未来を、私と一緒に形にしてみませんか?
ご相談・お見積りは無料です。
お気軽にお問い合わせください。
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瀧澤屋根工業 WEBサイト
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瀧澤屋根工業(タキサワヤネコウギョウ)について
施工エリアは、岩手県全域です
盛岡市・滝沢市・雫石町・岩手町・矢巾町・紫波町・花巻市など内陸エリアをメインとしております。
【代表からのメッセージ】
私、瀧澤 豊(Yutaka Takisawa)、岩手県遠野市の自然豊かな環境で育ち、現在は盛岡市にて瀧澤屋根工業を率いています。盛岡市の瓦屋での7年間の研鑽を経て、2012年に当社を立ち上げました。私の屋根への深い愛情は、盛岡市内であらゆる屋根材に精通することに表れています。
2018年の最新設備投資により、私たちは技術的な精度と創造的な可能性をさらに高めました。インターネットを通じた情報共有にも力を入れており、業界内でのリーダーシップを発揮しています。
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