廃盤となったカパラスKS40瓦について 次世代屋根材の魅力もご紹介
今回は瓦屋根に適している雪止めスーパーゆきもちくんのご紹介です。
屋根から雪を降ろしたくないと考えている方は必見です。
下記の施工例は平板瓦にスーパーゆきもちくんを設置しました。
瓦は鶴弥さんのスーパートライ110タイプ1です。
スーパーゆきもちくんは奥行き800mmタイプを使用しています。
既存の雪止金具を使用して
ステンレス製の黒い被覆線にて引っ張ります。
水下側の下部金具は専用のBB30Aという金具を使用しています。
これで雪を持ち上げてくれて
雪止め効果も高く、つららもできにくいです。
通常、雪の降る地域では屋根の先端(軒先)から幾らか屋根の棟方向に上がった所に、雪止めの処理(雪止め瓦若しくは雪止め金具)がされていますが、軒先ギリギリには何も施されていないのがほとんどです。
ゆきもちくんは、軒先から直近の雪止めまでの間に設置することにより、雪止めの処理以下の部分の落雪を防止する目的で開発した製品です。
細かく、そして厚みのあるネットの上に雪が降ることで、積もった雪がネットに噛み込みます。これにより、屋根面と積雪との間に大きな摩擦を作り出して、雪が屋根面を滑り落ちるのを防止します。
ゆきもちくんメーカーは下記よりご確認ください。
ゆきもちくんメーカーWEBサイトはこちらより
金網に使われている線材は、φ2.0mmの7種亜鉛メッキに焼付塗装を施したものです。
これは、日本有数の線材メーカーが「ゆきもちくん」のためだけに特別に製造したもので、非常に高い強度と耐久性を持ち、錆にも強い特注品です。
安全性・耐久性を重視し、製造工程のすべてを国内生産しています。
色を選べるのも魅力的ですね。
屋根材の色を同色にすることで一体感が出ますね。
上部金具の緊結は303mmピッチ以下
下部金具の緊結は600mmピッチ以下と決まっていますので注意が必要です。
特に上部金具のピッチは守らないと
切れてしまいゆきもちくんごと落下するなんて被害もありますので
専門業者に任せましょう。
ソーラーパネル用の雪止めスーパーデルタ
またスーパーデルタという高さのある雪止めも販売されています。
ソーラーパネルなどが設置してある狭い軒先にも取付け可能です。
屋根で太陽光発電を行う場合、屋根のギリギリまで
ソーラーパネルを設置することが多く
一般的な雪止めでは高さが足りなく落雪してしまいます。
そんなときはスーパーデルタがおすすめです。
高さが200mmもあるのでソーラーパネルから滑りおちてきた雪をしっかりと
止めてくれますし、瓦の隙間から雪が落ちる心配もありません。
ゆきもちくんシリーズは瓦屋根以外にも設置できます。
横葺き、立平、折板、カラーベストなど専用の金具がありますので
確認してみてください。
屋根の勾配や屋根形状
屋根にどうやって雪止めを設置したら最適か
私たちがアドバイスさせて頂きます。
宜しくお願いします。