インプラントにすべきか、入れ歯はダメなのか

「前歯を失ってしまったけれど、高額なインプラントは自分には無理かも……」と諦めていませんか?
前歯は「審美領域」と呼ばれ、見た目の印象を左右する大切な場所です。隣の歯を削りたくない、入れ歯の見た目が気になるという切実なお悩みを解決するために、費用面でのサポートを含めた正しい情報をお伝えします。
1. インプラントで保険おりる? 適用の実情
多くの方が期待される「インプラントで保険はおりるのか」という疑問ですが、結論から申し上げますと、一般的な虫歯や歯周病、怪我による欠損では保険は適用されません。
保険診療を手掛ける一般歯科でインプラントを行っているケースが多いため誤解されやすいのですが、インプラントが保険適用となるのは、以下のような極めて特殊なケース(先進医療など)に限られています。
がんなどで顎の骨の大部分を失い、顎義歯(歯と顎を補う装置)が必要な場合
生まれつきの疾患により、顎の骨が欠損している場合
そのため、実情としては、虫歯や歯周病などでやむを得ず歯を抜くことになった際に行われるインプラント治療には、「保険が全く効かない」と考えて間違いありません。
2. インプラントは「美容医療」ではない? 医療費控除の活用
「見た目を綺麗にするための治療だから、美容整形のようにお金がかかるのでは?」と心配される方も多いですが、当院ではインプラント 美容医療できない(単なる美容目的の治療ではない)と考えています。
確かに前歯は見た目への配慮が欠かせない部位ですが、当院の治療は美しさの追求だけではなく、**「噛む機能(咬合)」や「話しやすさ(構音)」を回復させるための「機能回復」**を大前提としています。
この「機能回復を目的とした医療」であるからこそ、当院のインプラント治療は「医療費控除」の対象となります。確定申告を行うことで、所得税の還付や住民税の軽減が受けられ、実質的な自己負担額を大きく抑えることが可能です。
3. インプラント 前歯 2本 費用の目安と症例
インプラントを強く望まれる方の約3分の1は、前歯を2本以上失っている状態です。具体的な症例を元に費用感をご紹介します。
【症例:交通事故で前歯を失った方のケース】 インプラントを土台にし、歯としての機能を再建した治療例です。
治療費総額:1,710,000円
インプラント埋入(3本):660,000円
アバットメント(3本):264,000円
人工歯(6本):786,000円
※お口の状態により、インプラント 前歯 2本 費用の総額は変動します。入れ歯の生活から解放され、10年以上にわたって「しっかり噛める、話せる」質の高い生活を手に入れるための投資といえます。
4. 無理のないお支払いのために:デンタルローンのご案内
「一度に170万円以上の支払いは厳しい」という方のために、当院ではデンタルローンによる分割払いをご提案しています。月々の負担を抑えながら、すぐに治療を開始することが可能です。
【お支払いシミュレーション(固定金利 6.3%想定)】
※治療費 1,710,000円を分割した場合
36回(3年)払い 月々のお支払い:約52,300円(毎月の家賃のような感覚でお支払いいただけます)
60回(5年)払い 月々のお支払い:約33,300円(負担を抑えたスタンダードなプランです)
84回(7年)払い 月々のお支払い:約25,200円(月々の負担を最小限に抑えたい方向けです)
※金利 6.3%はあくまで目安です。また、デンタルローンを利用した場合でも、利用したその年に治療費全額(1,710,000円)を医療費控除として申請できるため、家計への負担をさらに分散させることができます。
【医療費控除による還付・減税額の試算】
※治療費1,710,000円を支払い、他の医療費がない場合の概算
年収300万円〜400万円の方 所得税の還付(約80,500円)+住民税の減額(約161,000円)= 合計 約241,500円のおトク(実質負担額:約1,468,500円)
年収500万円の方 所得税の還付(約161,000円)+住民税の減額(約161,000円)= 合計 約322,000円のおトク(実質負担額:約1,388,000円)
このように、年収が300万円〜400万円の方でも、制度を利用すれば約24万円ほど負担が軽くなります。
前歯を失ったお悩みは、見た目だけでなく心の問題にも繋がります。 一度に大きな資金を用意するのが難しくても、分割払いや医療費控除を組み合わせることで、前歯のある健やかな生活を早く取り戻すことができます。
まずは費用のこと、お支払い方法のこと、お気軽にご相談ください。あなたの笑顔を取り戻す一歩を、私たちは全力でサポートします。



