ガイドデント保証について
集中治療で回数も期間も削減できます
2024年4月一部報道で歯科医院による過剰請求(過剰治療)問題がありました。仮に報道が事実だとすると歯科保険医療システムそのものが不安定になります。何度も繰り返される検査、数分で済む処置の数々、明確にされないいつまでも続く治療など、何が過剰であるかどうかは患者さんには分別がつきません。わからないまま時間だけが過ぎ去っていきます。保険診療(保険請求)の厳格かつ適切な運用がなければ保険者だけでなく、最終的には被保険者である患者さんの不利益となります。
とくに時間だけは万人に等しく与えられています。貴重な時間を歯科通院・歯科治療だけに費やしてはなりません。「これは何回かにわけないとできません。」「そういうやり方の治療はルールのためできません。」とわかるようなわからないような理屈を聞かされた方もいるかもしれません。歯科治療の特性のひとつとして一部の治療は保険診療と自費治療が目まぐるしく入れ替わり、立ち代わり行われたりもするので余計「ルール」といわれても難しくて理解できません。
歯科治療に対するネガティブなイメージのひとつに通院回数の多いことや治療期間が長いことがあります。当院では、1回の予約時間を1時間に設定、1度に行う歯科治療を濃密かつ傾向的に行います。複数の処置を1回の来院にぎゅっと凝縮し、濃厚な診療が可能です。歯医者通いに関するタイムパフォーマンスを改善することで、自分の持つ時間を節約し、節約した時間を利活用できます。
お口のクリーニング
予防・歯周治療と言われたけれど…
歯石取りで4回も5回も、わけて行わないといけないの?
1回で終わらせてくれてもいいのでは…
むし歯治療
いっぱいむし歯あると聞かされて。
本数が多いようでむし歯治療がなかなか終わらない…。
6カ月通って終わらないなんてあるのかな。
根(神経)の治療
歯の神経の治療は時間がかかりますって先生はいう。
根の治療を始めてから何カ月も通っている。
行ってもいつも洗浄だけ。痛みもないのに、まだ終わらないの?
通院回数・治療期間を減らしたい
何度も通う、いつまでも続く、そんな歯科治療は不安です。
歯科治療にまつわる来院回数や治療期間でお悩みや疑問を感じた方は、1回の治療時間を長くすることで来院回数の削減や通院期間の短縮ができます。歯科治療にかける時間と労力を他の活動に充てることができます。何度も通う、長く通う必要はありません。
治療の終わる時期を明確に示してほしい
いつまで歯医者に通うのか。これが示されないと転勤や就職までに歯科治療は終わらないかもしれないと考え、困ってしまいます。治療をすでに開始している場合、途中で「あと何回くらいですね」と告げられてもその時は転居日も差し迫り対応できません。転勤前や転職・就職前は忙しいからおいそれと休むこともできないものです。月に何度も歯医者にいくのは無理となり、治療が中途半端になったり、完結できないまま状態が悪化してしまうこともあり得ます。
日本を離れる前に終えたい
海外に行く前に不安を解消したいと願うのは当然のことでしょう。旅行だけでなく、留学や赴任ということもありえます。長期で日本を離れるときは、出国前の準備や仕事、私生活は多忙を極めます。来週から海外にいくので急いでいるときや慣れない外国でご飯が食べられない事態は避けたいなどと考えた場合、歯科治療の来院回数低減と期間の短縮を企図することは当然の戦略です。
せっかくの大舞台前に綺麗な口元で
人は晴れ舞台に立つとき、一生に一度のことだから失敗は許されません。晴れ舞台の代表格は結婚式です。結婚式の日取りをずらすことは難しいです。結婚式までに治療は終わらせてほしいのに、数分の処置が何回も続いている。結婚式準備で忙しくて歯医者に何回もは通えないのに…。こういった状況では次第に不安や焦りが募ります。忙しくて歯科治療を受ける時間のない方は、そのお悩みを来院回数や治療期間を削減・圧縮することで解決できます。
事前にご確認いただきたいこと
1回の施術時間は、安全性や過去の経験から1~2時間が限界です。2時間を超えて処置が続く場合は、予定になくとも次回以降になります。その他、以下の通りの注意事項がございます。短期集中治療をご検討時、あわせてご一読ください。
- 初診の方は「歯科ドック」および「治療計画説明・治療費用のお見積り」を受けていただく必要があります。
- 実際の来院回数・治療期間・治療費用は行う治療内容に応じて異なります。
- すべて歯科治療は自由診療(自費治療)となります。
- 集中治療による来院回数・治療期間の短縮は一般保険診療(一般歯科)との比較になります。インプラント治療・矯正治療は該当しません。
- 口腔内の予見できない変化、全身疾患の状態の変化、自然災害などその他不測の事態により来院回数・治療期間は想定を上回ることがあります。
まとめ
物価の高騰や社会情勢の変化に対応する際、歯科医療の見直しも重要です。「とりあえず通っているから大丈夫だよね」という視点は正しくありません。ご自分の受けている歯科医療を点検し、適正かつ法的にグレーでない保険診療(保険請求)であるかをチェックすることが肝要です。歯医者通いは、歯科医院の隣で住んでいるなど特殊な状況でない限り移動・待ち時間・予約の取りやすさ・通院回数・治療期間などそれら複合的な要因が積み重なって、患者さんの時間を奪い、歯医者通いそのものがコストとなって患者さんの貴重な日常を蝕んでいきます。
当院は予約がとりやすく、待ち時間は一切ありません。そのため、患者さんの都合に寄り添った歯科医療を提供できます。1回の処置は1時間枠で行います。10~15分で終えて次回に回すようなことはありません。治療計画を明示し、終了予定日が治療開始前にわかります。始まりと終わりは常にセットであるべきです。
なぜその治療が必要なのか?根拠は何なのか?リスクについてはどうかなど治療についてひとつひとつじっくりと説明します。患者さんはご自分の受ける歯科治療に詳しくなります。知識は誰にも奪われない財産です。時間は有限で、かつ、お金と違って取り返しがつきません。当院では、患者さんと歯科治療に関する知識と情報を共有します。それらは患者さんにとっては、実際に受けた歯科医療メリット以上の財産となるのです。