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伊藤馨

新築から住宅の相談まで、快適な住まいづくりのプロ

伊藤馨(いとうかおる) / 一級建築士

伊藤建設株式会社

コラム

ウッドチップをお庭で利用して自分好みのエクステリアをつくろう!

2016年11月20日

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: エクステリア プランナー

エクステリアは少し前まで外構工事と言われ、防犯や目隠しといった機能性とコストを重視したものが中心でした。しかし、近年では建物の外観や街並も考慮し、デザイン性や生活に便利な機能性が求められ、エクステリアと呼ばれるようになってきました。ウッドチップを使って木の家にぴったりな好みのエクステリアを作ってみませんか?

ウッドチップを敷き詰めたガーデンにチェアスペースを

庭のお手入れをする時間がないけれど、素敵な庭を手を掛けずに維持したいという方のためにおすすめなのが、ウッドチップを敷き詰めたガーデンです。ふかふかのウッドチップは、水を吸うとしっとりとして落ち着きます。

そして、お庭の中央などにテラコッタやレンガを敷き詰めたスペースを設け、その上にガーデンテーブルやチェアを置いて寛ぎスペースにするのはいかがでしょうか。

テラコッタやレンガを敷いているまわりのお庭スペースには、ウッドチップを敷きつめていますので、雑草などの手入れも軽減されますし木の香りのするガーデンになります。

ガーデンと木の家の間にウッドチップを使って雰囲気アップ

お庭全体にウッドチップを敷き詰めなくても、玄関までのアプローチや花壇スペース、芝生を植えスペースのまわりにウッドチップを配置するとお庭に多彩な表情が生まれます。ウッドチップの上に鉢植えのお花や植物を配置して楽しむこともできます。

また、ウッドチップを使ってお庭の中に小道を作れます。レンガや石を両側に敷き詰め、玄関までのアプローチや庭の小道を作ります。その中にウッドチップを敷きつめることで完了です。

数年経って気分転換に小道を作り替える際、ウッドチップは処理などが簡単にできるのもウッドチップの便利な所です。

木の家を囲むような狭いスペースはウッドチップで広く見せる

大きな庭ではなく家を囲むように敷地がある場合にウッドチップを敷き詰めると、まるで山道のような趣きある雰囲気に変わりますよ。狭い敷地でも植栽とウッドチップを使って自然を感じられるスペースが完成します。

所々に鉢を置けるような石やレンガなどを配置すると、鉢植えの植物も楽しめます。
砂利を敷き詰める場合もありますが、ウッドチップを使うことで自然を感じられる庭作りができます。

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