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木の家に合う外構を楽しむ

伊藤馨

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外構とは家のまわりや庭などのことです。門扉や塀、フェンスなど家の敷地の仕切りや玄関までのアプローチ、玄関前など家のイメージに合わせると印象もかなりよくなります。また、ガーデニングや植栽なども外構に含まれます。

木の家のアプローチはレンガや木材など自然素材が似合う

門や道路から玄関までの通り道はアプローチといい、住む人のセンスが伺える空間です。最近は、住宅部分の面積を確保するために塀やフェンスで囲まない開放的なデザインが増えています。

コンクリートのアプローチにするとスマートな印象になりますが、木の家に合わせた同じ自然素材のレンガを使うとあたたかみのある印象になります。

コンクリートにレンガをアクセントに使うとまた違った表情になります。また、木材のステップを作るとアプローチを歩く足取りも楽しくなるのではないでしょうか。

ほかに、タイルや石を張ったアプローチもあります。タイルや石は色も豊富で、門扉や玄関扉、植栽とのコーディネートを楽しめます。

外壁と合わせて門扉やフェンスなどイメージを合わせる

広い庭や敷地に余裕がある場合は門扉やフェンスが必要になってきます。木の家に合わせて門扉やフェンスも木にすると、統一感も出るほか、家全体がやさしい表情になります。

同じ木の素材を使っていても、和風、洋風、和モダンなどデザインによってイメージもさまざまに変えられるので、家のイメージに合わせて門扉やフェンスを選びましょう。

また、塀はレンガやブロックを使って門扉は木製にして重厚感を出したり、木の塀にアイアンの門扉を合わせて欧風のイメージにするなど、異なる素材を組み合わせることでさまざまな表情を実現できます。

最近では、プライベート性を確保しながら防犯にもなるデザインが増えています。

外構の醍醐味でもあるお気に入りの庭作り

緑や花が彩る庭は住む人の心を癒し、暮らしを豊かに演出します。シンボルツリーを植えると、木の家とともに年月を重ねる仲間のように感じられます。常緑樹か落葉樹か、紅葉するかどうかなど、四季による景色の移り変わりや成長のスピードなど、庭づくりの専門家と相談しながら選ぶとバランスの良い美しい庭に仕上げることができます。

気軽にガーデニングを楽しめるように庭に花壇を作るのもおすすめです。季節によって咲き誇る花をリビングから眺めたり、ハーブを植えて料理やティータイムに庭先のハーブを摘んで利用したり。緑のある生活は、楽しみがどんどん広がります。

リビングから続くウッドデッキやテラスを作ると、屋外に第2のリビングが実現します。
どのような暮らし方をしたいかに合わせて庭をデザインするのも楽しいですよ。

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伊藤馨
専門家

伊藤馨(一級建築士)

伊藤建設株式会社

一級建築士としての知識と、現場でお客様と接する中で培った経験を活かし、新築はもちろん、増改築やリフォームに対応。様々な専門技術を持った自社スタッフがより快適な住まいを作りあげてくれる。

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