木の家の玄関は、重厚感と温かさを楽しもう！

2016年1月4日

コラムカテゴリ：住宅・建物

コラムキーワード：おもてなしサービス、おもてなし講座

木の家の玄関に一歩踏み入れると木のいい香りが出迎えてくれます。家族ならほっとできる家に帰ってきたという気持ちになれますし、お客さまには木の香りが最初のおもてなしになります。

和の趣きを湛える伝統建築による木をふんだんにつかった玄関

和風の住まいで、天井や壁に木を使うとより落ち着いた雰囲気になり、あたたかみのある玄関になります。

和風の住まいであれば玄関は引き戸にされる場合が多いですが、木製の引き戸もいろいろあって羽目板仕上げや格子、千本格子、腰板仕上げなどあって、住まいに合わせて選ぶことができます。
木製の引き戸であってもペアガラスは防犯ガラスを採用するなど、断熱性や防犯性を備えることもできます。

また開閉がスムーズにできるように戸車などに工夫が凝らされているものもありますので、小さなお子さんや高齢の方でも玄関をスムーズに開閉することができます。

何よりも木の香りが漂う玄関は何も置かなくてもおもてなしを感じられる空間になるのも魅力です。一輪の花が飾られているだけでも風流ですね。また、濃い茶系の木を使うと重厚な雰囲気が漂います。

ほかに玄関に土間を設けるなど、伝統的な要素を現代的に取り入れるのも最近増えています。

シンプルモダンな天然の美しい木目を活かした玄関

シンプルモダンなデザインの木の家の玄関には、木目が個性を添えてくれます。
自然の物なので全く同じ木目のものはないのですが、それが味になります。シンプルな空間でも木のぬくもりが至るところから伝わってきます。

靴箱や手すりなども天然木にこだわると肌なじみがよく、住む人に優しい玄関となります。

玄関を吹き抜けにすれば解放感のある空間になり、高い天井からペンダントライトを吊るすなど、照明でも個性を出すことができます。
和・洋どちらのデザインも木の玄関はあたたかみが感じられ、ほっとするのではないでしょうか。

作り付けの玄関収納なども木を使ってあたたかみのある玄関に

玄関収納も木を使うと統一感がでます。靴を収納するのも楽しくなりそうですね。玄関内に木の木目を活かした靴箱を作り付けるほかに、スペースがあれば玄関とつながる収納空間を作ることもおすすめしています。

玄関とつながる木の扉を開くと、コートをかけたり、趣味のゴルフバックやスキー板などを置ける玄関収納があるととても便利です。引き戸にすることでデットスペースをなくせるので効率よくスペースを使えます。

暮らしに溶け込むアイデアを盛り込んで、木の家の玄関を楽しみましょう。

この記事を書いたプロ

新築から住宅の相談まで、快適な住まいづくりのプロ

伊藤馨（伊藤建設株式会社）

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