尋常性白斑症は漢方薬でしっかり治しましょ!// 石川県漢方専門福の樹薬局
福の樹薬局のコラムをご覧下さり誠にありがとうございます
石川県白山市みずほ「漢方専門福の樹薬局」 薬剤師の伊藤です
婦人科のご相談で多い内容の中に「不正出血」という症状があります。
原因は様々で・・・
① ホルモンバランスの乱れ(更年期・ストレス・排卵障害)
女性ホルモンの急激な増減で子宮内膜が不安定になり、出血が起こりやすくなる
② 子宮内膜の薄さ・萎縮(更年期・低エストロゲン状態)
粘膜が薄くなると、少しの刺激で血管が露出し、出血しやすくなる
③ 血管の脆さ(加齢・冷え・ストレス・栄養不足)
血管の弾力が低下すると、微細な血管が切れやすく、止まりにくい出血が続く
④ 子宮の器質的疾患(筋腫・ポリープ・内膜症など)
子宮内に構造的な変化があると、接触や炎症で出血が起こる
⑤ 生活習慣の影響(睡眠不足・過労)
自律神経の乱れが血流を不安定にし、出血を誘発する
などが挙げられます
不正出血は“ホルモン剤だけに頼らない身体づくり”が鍵になる
ホルモン剤で止まる出血と、止まりにくい出血の違い
一時的に止める治療と、再発を防ぐ治療は別物
婦人科の不正出血は、ホルモン剤で一時的に止まるケースが多くあります。しかし臨床では「止まったけれどまた出てきた」「薬をやめると再発する」という相談が少なくありません・・・
これは、不正出血の背景に 血管の脆さ・粘膜の薄さ・ストレスや疲労による血流の乱れ がある場合、ホルモン剤だけでは根本改善に届かないからなんですよ!
ホルモン剤は“止血のスイッチ”として有効ですが、身体の土台が整っていなければ、スイッチを切れば元に戻る。
だからこそ、再発を防ぐためには 「出血しにくい身体づくり」 が欠かせません
不正出血の背景にある「血管の弱り」と「粘膜の薄さ」
「更年期・ストレス・冷えが血管を脆くする」
血管が弱ると、ちょっとした刺激で出血が起こりやすくなります。婦人科領域の出血は、ホルモンバランスだけでなく 血管の状態 に大きく左右されるんですよ!
更年期で女性ホルモンが低下すると、膣や子宮内膜の粘膜が薄くなり、血管も細く弱くなります。また、ストレス・睡眠不足・冷え・過労などは自律神経を乱し、末梢血管の血流を低下させるので、血管の修復力を弱めてしまいます・・・
つまり、
「ホルモンの乱れ」+「血管の弱り」+「粘膜の薄さ」
この三つが揃うと、不正出血は起こりやすく、止まりにくくなるのです
漢方薬で“出血しにくい身体”をつくるという選択肢
三七人参・阿膠は婦人科の血管ケアに向く生薬
三七人参:血管修復と微小循環の改善
三七人参(田七人参)は、中国では古くから「金不換」と呼ばれ、金と交換できないほど価値があるとされてきた生薬です。特徴は 血管の修復力を高めること!
出血を止めるだけでなく、傷んだ血管壁を補強し、再発しにくい状態へと導きます
婦人科の不正出血、月経過多、産後の回復などに幅広く使うことができるんですよ
阿膠:粘膜を潤し、薄くなった内膜を守る
阿膠(あきょう)は、粘膜を潤し、血を補う生薬として古くから重宝されてきました。漢方薬で用いる阿膠はロバの膠(にかわ)から作られたものが最上級品とされています
更年期やストレスで粘膜が薄くなると、少しの刺激で出血しやすくなりますが、阿膠は 粘膜の保護・血管の安定化 に役立ちます
漢方薬で阿膠が含まれている処方には
- 温経湯(うんけいとう)
- 黄連阿膠湯(おうれんあきょうとう)
- 芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)
- 炙甘草湯(しゃかんぞうとう)
- 猪苓湯(ちょれいとう)
に配合されているんですよ!
ここで重要なのが、
「ゼラチンでは代用できない」という点です。
阿膠は「動物性のコラーゲン」を原料として知られていますが、阿膠には含まれている成分で ゼラチンには含まれていない成分があります、それがエラスチンなんですよ
エラスチンは血管や粘膜の“しなやかさ”を作るタンパク質で、コラーゲンだけでは補えない弾力性を担っています。
- コラーゲン:強度を作る
- エラスチン:しなやかさ・弾力を作る
この二つが揃って初めて、血管は「丈夫で破れにくい」状態になります
ゼラチンはコラーゲン主体のため、粘膜の潤いには役立っても、血管の弾力までは補えません・・・
阿膠が婦人科領域で重宝される理由は、まさに エラスチンを含む“血管の質を高める生薬” だからなんですよ!
漢方は“ホルモン剤の代わり”ではなく“身体の土台づくり”
漢方薬はホルモン剤のように即効で止血するものではありません。
しかし、
- 血管を強くする(三七人参・阿膠)
- 粘膜を厚くする(阿膠)
- 血流を整える(漢方全体の働き)
という 身体の構造そのものを整える働き があるため、再発予防に大きな力を発揮します
エラスチンで「丈夫な血管」を育てるという発想
血管の弾力が戻ると、出血しにくくなる
エラスチンは血管の“しなやかさ”を作るタンパク質
血管はコラーゲンだけでできているわけではありません。伸び縮みするための弾力を担うのは エラスチン という成分です
加齢・ストレス・栄養不足でエラスチンが減ると、血管は硬くなり、血管が破れやすくなります
婦人科の不正出血の中には、
「血管が硬くなり、弱くなっていること」が原因のケース が少なくありません・・・
エラスチンを補うことで、血管の弾力が戻り、出血しにくい状態を作ることができるんですよ!
そこに、漢方薬と併用すると、血管の修復がよりスムーズに進む方が多いので今回ご紹介させていただきました!不正出血でお悩みの方、お気軽にご相談くださいませ
今回は、婦人科でご相談が多い「不正出血」ついての解説でしたが、その他にも色々な体調不良に役立つ漢方薬のご相談もご対応可能です!まずは、お気軽にご相談くださいませ
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