慢性の耳鳴りには漢方薬がおすすめ!
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石川県白山市みずほ 「漢方専門福の樹薬局」 薬剤師の伊藤です!
もし突然「認知症」の症状が現れたらどうしますか?
本人もご家族も「いやいや、まさか・・・」って思いませんか?少しずつならまだしも突然性格の変化や、理解不能な言動が生じた場合、本人よりも周囲の人がパニックになります
脳血管性認知症とは?
脳の血管に関連する病変が原因で発症する認知症の一種です。特に、脳梗塞や脳出血、事故などによって血管障害や血流障害が脳の機能に影響を与え、記憶力や注意力の低下、計画能力などの認知機能に障害を引き起こすことがあります
よくある症状は?
- 記憶障害: 特に直近の新しい情報の記憶が難しくなる
- 注意力の低下: 一つの作業を続けるのが難しくなることがある
- 言語障害: 言葉を見つけるのが難しくなったり、言葉の文章構成が下手になる
- 行動変化: 感情のコントロールが難しくなり、不安や抑うつ状態になることもあります
- 日常生活の困難: 当たり前に出来ていた家事や金銭管理が難しくなる
などがありますが、「脳のどの部位で血管が詰まっているか」によって症状は異なります
血液サラサラの薬で本当に大丈夫?
脳血管性認知症の改善に漢方薬をご提案すると、「血液がサラサラになる薬を飲んでますから不要です!」って言われることがしばしばあります
血液サラサラといっても実は薬の種類によって働きは異なっています
・抗血小板薬
・抗凝固薬
この2種類は、どちらもサラサラにしますが、サラサラにする成分が異なるため、場合によってはどちらも服用されている方もいるんですよ!
その他に「血栓溶解薬」というのもありますが、こちらは脳梗塞などの緊急時に病院で血管に直接注入する薬です
漢方薬で脳血管性認知症の改善をサポート!
漢方薬には「活血」「補血」という考え方があります
活血とは・・・血行を良くして、隅々まで血液を流すように促すという意味です
これは、一般的な血液サラサラと同様の解釈でも良さそうです
補血とは・・・こちらは漢方独特の考え方になりますが、「血液の本来の働き」を取り戻すということで、今の言い方だと「栄養と酸素」を運搬して各組織に水分や栄養や酸素を届ける働きです
西洋薬との違いは、ただサラサラにすることが良いのではなく、脳に血液本来の役割を取り戻して届けることで脳の機能を回復させるように促すことが挙げられます
病院から処方されているお薬との併用も問題ありませんので、「血液サラサラの薬」を飲んでいても手ごたえが無い方には漢方薬もおすすめですよ!
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