自律神経失調症は漢方で治せます!
いつもコラムをご覧下さり誠にありがとうございます
石川県白山市みずほ「漢方専門福の樹薬局」薬剤師の伊藤です
四十肩・五十肩って漢方薬で治りが早くなるってご存知ですか?
四十肩・五十肩とは?
四十肩・五十肩の医学的な正式名称は「肩関節周囲炎」といいます
肩関節の周辺に炎症が起こって痛みを感じたり肩~腕を動かしづらくなったりする疾患で、突然始まり1年くらい経つと自然に治ることが多いので整形外科で痛み止めの薬や湿布を貼って経過観察をするというのが一般的です
症状は?
- 腕を上げると痛みが出る
- 腕を背中に回すと痛みが出る
- 肩が硬くて動かしにくい
- 肩が硬くなった
- 肩を開く動作でも痛みが出ることが増えた
痛みを止めても治るわけではない
実は、痛み止めを飲んでも、湿布を貼っても治りが早くなるわけではありません
痛みが緩和することで日常生活を取り戻すことは可能ですが、それだけではずっと痛み止めを続けていくことになります
根本から治すには?
根本から治すには次のようなことがポイントです
- 炎症の起こらない体質へと導く
- 癒着を防ぐために周辺組織の血行を良くする
- 「骨と筋肉をつなぐ腱」「骨と骨をつなぐ靭帯」の弾力性を回復する
漢方薬と食事療法で早期解決へと導く
漢方薬の役割としては次のようなことが可能です
- 炎症の改善
- 血行の改善
- 癒着の防止
- 周辺組織の機能改善
などがあり、食事療法のポイントは
- 甘いものを控える・・・炎症を助長するため
- 小麦グルテンを避ける・・・痛みや炎症を助長することがある
- 牛乳は避ける・・・血液が酸性化しやすくなり炎症が鎮まりにくくなる
- 食べ過ぎない・・・消化のために胃腸系に血液を奪われるので血行不良になる
といったことにも注意を向けてください
代表的な漢方薬は?
代表的な漢方薬には以下のものが挙げれられます
- 葛根湯・・・肩こり・首筋のこりが強い方におすすめですが、「あれ?」肩が痛いな?と思ったらとりあえず2~3日飲んでみても良いかもしれません。ただし、変化が無い場合は継続しないことです
- 桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)・・・慢性的に痛みが続いているい方、冷えると悪化しやすい方におすすめ。配合生薬の附子(ぶし)は毒性が強いので素人判断で服用しないでくださいね
- 薏苡仁湯(よくいにんとう)・・・関節痛にしばしば使用される漢方薬です。炎症による腫れがある方に用いられます
この処方以外にもまだまだありますが、微妙な違いは漢方の知識が豊富な先生に相談してくださいね。間違って服用すると副作用もありますのでくれぐれもご注意ください
整形外科で処方される「内服薬(鎮痛剤)」「外用薬(湿布薬・塗り薬)」は急性期の痛みにはお勧めですが、1ヵ月程しても変わらない場合は慢性期に入りますので継続しても期待は薄いと思います。そんなときは「漢方薬もあるんだよ」ってことを思い出してくださいね
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