慢性の耳鳴りには漢方薬がおすすめ！
いつも福の樹薬局コラムをご覧くださりありがとうございます！
白山市みずほの「漢方専門 福の樹薬局」薬剤師の伊藤です。
今回は「低体温症」についてですが・・・この病名ご存知ですか？
本来の低体温症は、何らかの原因で体温が下がり直腸温度が35℃以下になったときの診断名です。
しかし、最近では体温が36℃を下回ってもこの診断が下されることがあるんですよ。
低体温自体は病気ではありません。しかし、基礎体温が低いことがさまざまな病気の原因になっていることが近年わかってきています。
さまざまな病気とはどんなものかご紹介します。
・冷え症
・胃腸機能低下
・便秘
・肥満
・月経異常
・不妊症
・悪性腫瘍（ガン）
などです。
一般的には健康な人の平熱は「36．5度」といわれていますが、低体温症というのは「36．0度」以下の方をいいます。実際には36度2分程度でも低体温症の方はみえるんですよ。
低体温になると体内でどのようなことが起こるのかを挙げました。
・血液循環が悪くなる
・ホルモンのバランスが崩れる
・酵素の働きが悪くなる
・免疫機能の低下
といったことが引き起こされてしまうため、先ほど紹介したような病気を発症させてしまいます。
日常生活で低体温を予防するには次のことに気をつけてください。
・甘いものを摂りすぎない
・生野菜・果物の過剰摂取に気をつける
・体を冷やさない
・夜更かしをしない
・適度な運動をこころがける
といった事などです。
人は「恒温動物」ですので、身体が冷えれば自律神経が機能して体温を上げる働きが本来備わっているんです。しかし、日々のストレスや栄養バランスの偏りなどで「自律神経」のバランスが崩れるとこのような体温維持が出来なくなることがあるんですよ！
そんなときにおススメのサプリ！「バランスターWZ」 牡蠣肉エキス100％原料です。
漢方では、「気」の働きが低下した状態と考えます。気の働きにも「陽の気」と「陰の気」があり、特に低体温では「陽の気」が不足して、「陰の気」が強くなってしまうことで体温低下が起こると考えます。そこで「陽の気」を補う漢方薬を用います。
八味地黄丸という漢方薬です。 低体温が原因の「不妊症」によく使われています。
低体温症の原因は日頃の生活環境に必ず原因があるといってよいと思います。出来るところから改善してみましょうね！
ホームページはこちら
