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栗山勇次プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

当社の塗装工事の見積書

栗山勇次

栗山勇次

テーマ:外壁塗装の話し

ワークアートの見積書

 現調が済んで次に私たちのすることは見積書の作成です。
この見積書が私達塗装業社がお客様に対して一番自社をアピール出来るポイントです。
私の場合実測に基づいた数量に全て単価を掛けていって御見積金額を計算していきます。
基本的に 一式と言う表現はあまり使いません。
一式ほど分かりずらい事は無いと思っているからです。そもそも一式とは何なのでしょう?
一切・ザックリのような意味でしょうか?考え方として野菜等の一山いくらの考え方でしょうか?
私達も他業種からの見積もりを取ると よく一式と書いてくる業者がいますが一式の根拠が良く分からないのです。
私も一式と言う表現を使う時が無い訳ではありませんが 私の場合一式は細かい作業で金額が出しずらい時等に使う表現で
金額にすると30,000円未満の時です。例えばほんの少しの作業でも移動時間や 乾燥時間の都合で一日現場に居なくてはならない。そんな時は一式を使うのですが…
たまに 一式150,000円とか200,000円とかという表現をする業者が居ます。おそらく材料代+人件費+利益から金額を算出するのでしょうが
見積をもらった方はあまり良い印象を待たないのではないかと思っています。
当社の場合 塗装面積を全て図って詳細の見積金額を出したうえで この工事 一式 いくらでどうでしょう?という事はあります。
坪単価の場合も同じで詳細な御見積を出したうえで金額を下げる理由(条件)として 坪単価いくらでどうでしょうか?というお話をする場合もあります。
ここまで説明出来ればお客様も一式の意味を理解して下さると思うのですが 業者の自分本位の一式はあまり良いものではないですよね。
見積書ももらった時に一式 一式と書かれている時は詳しく説明をしてもらって下さい。
目視や感覚だけで出された一式の見積もり 安いと思って頼んでみると実際の工事は想像と違っていた。
というような話もありがちです。見積書の内容は良く確認して下さい。

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栗山勇次
専門家

栗山勇次(塗装職人)

株式会社ワークアート

素人に分かりにくい塗装の仕組みや見積もりの仕方を、月2回の勉強会で説明。職人教育にも力を入れ、明るく何でも相談できる職人を育成。下処理から塗りまで、プライドをかけた仕事で、建物の保護と美観を守ります。

栗山勇次プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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