失敗しない塗装工事の為に②
仮設足場
塗装工事で殆どの場合に必要になるものに 足場 があります。
*初めに言っておきますが足場が掛かると若干 防犯上の問題が出てきます。普段以上に施錠には気を使って下さい。
足場業者に言わせると架設という人もいますが架設は動詞であって工事中に架けておくのは仮設足場が正解かな?と勝手に思い込んでいます。
間違っていたら すみません。話がそれてしまいました。本題に戻ります。
足場はまさに工事中に作業をするためのステージ(通路?)であって工事終了後には無くなってしまう物です。
よくお客様から足場代が高い とか もったいない から梯子で出来ないか?等と言われることがあります。(最近は随分減ってきましたが)では実際のところどうでしょう?
もし ご近所で足場を架けずに新築工事をしている現場があったらどうでしょう? あまり良い印象は持たないのではないでしょうか?
実はリフォームでも同じなんです。当然 安全性の面から見ても間違いなくきちんとした足場は必要です。それに…足場が悪いときちんとした正確な作業が出来ないんです。
私達 塗装業者も足場の有る無しで言うと(無しと言っても何もなくては作業が出来ませんのでここで言う無しは梯子等で何とかやってしまうという意味です)進行のスピードが2~3割遅くなります。
プラス仕上がりの性能や見た目が2~3割落ちます。それだけじゃありません。すべての塗装業者がそうとは言いませんがスピードが落ちる分の2~3割分 見積金額が上がってしまうのです。
トータル的に考えると足場を架けなくてもその分 塗装工事代が上がってしまうので結果 足場を架けるのと同じになってしまうのではないでしょうか?
それに足場がないと周りにシートが張れませんので塗料が飛散して近隣に迷惑を掛けてしまう場合があります。
当然私達は保険を使って対応するのですが やっぱりご当家(施主)様には迷惑を掛けてしまう結果になってしまうと思います。
私達 塗装業者も足場が無くても作業が出来るものなら足場無しで作業をします。
でも業者が足場が必要と提案した時には 無駄だと思わないで下さいね。
PS もし 住宅の足場(3F以下)で¥1,000/㎡を超えたら ちょっと高すぎると思って下さい