コロナ過の行政
あけましておめでとうございます。
不動産とは、読んで字のごとく「動かない動産」の事です。
不動産は、土地に関係する動かない動産を言います。
動かない動産とは、基本、同じものがありません。
例えば、土地は道路付け、隣地環境等により同じものはありません。
道路付けは、同一条件であれば、南、東、西、北の順で、値段に差がでます。
また、道路の幅員においても4m以上あれば、セットバックという、
道路中心線から2メートル以上下がる必要がありませんが、地域によっては、
道路中心線から3メートル以上下がる必要なところがあります。
設備(上水道・下水道・ガス・電気)の状況によっても価格に差がでます。
前面道路の状況、舗装の有無、側溝の有無、上水道、下水道が道路にあるか、
ないかによっても価格に差がでます。
敷地と道路の高低差も確認してください。また、隣接地との高低差も確認しましょう。
近隣状況として、生活圏に店舗、施設、学校、交通等も確認してください。
交通としては、駅までの距離が徒歩圏内かどうかも選択しに入れといた方が
良いでしょう。子供さんが小さいときは、学校までの距離も関係します。
住宅において、戸建てとマンション等の違い。
戸建ての場合は、土地代金と住宅の金額が必要となります。
戸建ては、土地だけでも売却することは出来ます。建物だけを所有することも
出来ます。建物だけの場合は、土地を借地することが一般ですが、無償で借りる
使用貸借もあります。使用貸借は、両親なり、親族の土地に建物を建てることです。
将来、相続等により自分の所有物になるかもしれません。違う場合もあります。
マンション等は、基本、建物代金となりますが、土地代金も持分で持ちます。
持分とは、マンションの土地についても、全体のどの位を自分で持っているかです。
土地のみを基本自分で売却することはありません。マンションの土地のみを購入する
事を希望する方はほとんどありません。使うことが出来ないからです。
戸建ての場合は、建物面積を壁の中心で計算しますが、マンション等によっては、
壁の内側で計算する場合がります。
何方も、建物登記をしている図面で確認できます。
今後のご参考になればと思います。
良いお年をお過ごしください。