小さな案件から膨大な作業まで丁寧に対応する行政書士
根本博之
Mybestpro Interview
小さな案件から膨大な作業まで丁寧に対応する行政書士
根本博之
#chapter1
「行政書士の仕事とは、誤解を恐れず言えば“何でも屋”みたいなものだと思っているのです」と朗らかに微笑むのは、根本行政書士事務所の根本博之さん。独立してまだ3年目の、フレッシュな事務所です。確かに、登記・信託や訴訟関係での書類の作成などを行う司法書士、広く法律事務を行う弁護士と比べると、車庫証明から各種認可証明など、行政に対する手続き全般から民法上の契約、内容証明などに対する書類の作成・申請代行までを行う行政書士は守備範囲が広く“何でも屋”と言えないこともないのかもしれません。
「行政書士は戸籍一つ取ってきてと言われてもそれも仕事ですから、幅広いですよね。でも、忙しく仕事をされている方は、戸籍をとってくるだけでも大変です。電話一本で、というわけにはいきませんから。戸籍は例えの一つですが、社会的な何かをしようとした時には、行政に申請する書類や手続きが山のように出てきます。それら細々した手続きをわざわざ一から調べたり対応していると、本業がままならなくなる。それならば、行政書士に頼んでもらいたい。
行政書士は、弁護士や司法書士より仕事が幅広い分、利用するにも敷居が低いですし、気軽に頼んでほしいから、私はたとえ戸籍一つの仕事であっても、きちんと対応したいと考えているんです」
#chapter2
根本さんは、細かい仕事を迅速に行うばかりでなく、取り扱っている仕事の周辺に出てくる問題へのアドバイスも心掛けるなど“かゆいところに手が届く仕事”に定評があります。
「性格が地味なタイプなので(笑)、細かい仕事も苦じゃないんですよ。それを適正価格で行うと、お客様に喜んでもらえる。お客様に“きちんと仕事をしているから、安心して紹介できる”とほかのお客様を紹介いただくことがあるのですが、私の姿勢を認めていただけたみたいで嬉しいですね」
自らを“何でも屋”と称する根本さんですが、もちろん“医療関係”と“遺言・相続”という得意分野もあります。「医療関係というのは、何か少し変えるだけで本当にさまざまな手続きが必要になるんですよ。例えば、病院を建てる土地の購入でも、その土地に病院を建てる権利を阻害する他の権利…差し押さえなどをついていないかとか、賃貸者契約なら地代は適正なのかとか、10年以上そこに存続できる保証があるのか、その裏づけ書類を求められたり…役員が代れば手続き、介護施設を始めれば手続きと、煩雑な手続きは枚挙にいとまがありません。また、最近多いのが病院の事業譲渡や法人化、関連会社の設立。法人化した方がいいかどうか、開業や事業譲渡などのアドバイスや、必要に応じて私が窓口になり司法書士や税理士とチームを組んで仕事にあたることも行なっています。先生は安心して、診療に専念できるような環境を整えています」
何をしていいか分からない、そういう場合でもまずは根本さんにお願いすれば、きちんと整えてくれる、というわけです。
#chapter3
「遺言や遺産相続に関しては、遺言書や遺産分割協議書の作成や戸籍調査など、トラブルを未然に防ぐ“予防”の部分が行政書士の仕事です。実際に相続が起こった時にもめないように、このような遺言書を作ったほうがいいですよ、とか、今の状況から考えて事前にこれをやっておいた方がいいですよ、など、なるべく親身になってアドバイスさせていただいています。
また、遺言や相続は、大きな遺産がある方は相続税の問題から税理士が入りますが、そこまでいかない一般の方は自分には関係ないと考えてしまい、曖昧なままにしておくことで、いざ相続となったときに問題が出てくることがあります。そうならないためにも、少しでも不安なことがあったら気軽に問い合わせていただきたいですね」
根本さんは大学卒業後、測量設計コンサルティングの会社で区画整理のコンサルタントとして活躍、その後司法書士事務所を経て、今の事務所を立ち上げました。「行政書士の仕事はいろいろ細かいのですが、逆に世の中のさまざまなことに関われるのが、自分の世界を広げてくれるし、多くの人と出会えると思ったんです」
私のモットーは、小さな仕事から大きな仕事まで、丁寧迅速誠心誠意に対応することです。まあ、当たり前のことかもしれませんが」と笑う根本さん。その当たり前のことを、日々積み上げていくことこそが、お客様の信頼と安心感に繋がるのかもしれません。
(取材日:2012年11月)
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小さな案件から膨大な作業まで丁寧に対応する行政書士
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