感情のコントロールができない人の評価　話し方＆マナー講師永田之子

こんにちは。永田之子です。

生徒さんの相談に「感情のコントロール」があります。

例えばあなたの上司が何かあるたびに感情を乱し、荒れるような態度をとっていれば上司を尊敬することができますか。もしあなたが感情のコントロールができない人であれば同じような評価を世間からされることになります。「感情のコントロールができない」ということはあらゆる場面で信用、信頼をなくします。

「その人がどのような人なのかが、はっきりわかってしまう行為」。それが感情のノー・コントロールです。

「怒らせようと思えば、思ったとおりに怒ってくれる人」という認知。賢い人は自分の怒りのツボを決して相手に見せません。ツボを刺激されて陥れられることを避けるためです。

相手に怒りのツボがわかってしまえばあなたは相手の掌中に入ってしまいます。感情のコントロールができる人というのはいわゆる「手の内が見えない人」のことです。どんな方法で次の一手を打ってくるかわからない。「勝敗は感情のコントロールができる人に有利だ」と言われるゆえんです。

どのようにしたら、感情のコントロールができるのでしょうか？

1．怒りが起こったら30秒の深呼吸をする。大きく息をはき、吸う。それを繰り返す。30秒我慢できれば副交感神経が働き出し感情をかなり抑えることができます

2．目を閉じ心を「無」にする

3．相手の言うことをまずは聞く。相手の気持ちを受け入れる。言いたいことがあれば相手の気持ちを受け入れた後に話す（その間は深呼吸する）

4．「自分に原因があるのではないか」と考える。自分が一番正しいと思わない謙虚な気持ちを持つ。

5．その場を離れる

秘書検定を学んだ時に、社会人として”必ず取得すべき4つのコントロール”というものが出てきました。
健康のコントロール
時間のコントロール
お金のコントロール
感情のコントロール

コントロールの中でも一番難しいと言われる感情のコントロール。誰もができないからこそ、それができる人を世間は大きく評価します。


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■永田之子 （YUKIKO　NAGATA）
話し方＆コミュニケーション教室TALKNAVI代表　
元アナウンサー
話し方講師
マナープロトコール講師
コミュニケーションカウンセラー
婚活アドバイザー （ツヴァイ講師歴10年）

元アナウンサー。国際儀礼資格による高度なマナー知識を持つ「話し方＆マナー講師」。色彩コーディネーターなどの資格も保有し、相手に好感を持たれるマナーやコミュニケーションの指導を行っている。クライアント一人ひとりへ丁寧に寄り添う個人指導が好評。アナウンサー時代に培った洗練された話し方や、マナーの深い知見が高く評価され、セミナー講師、司会者、本の監修者としても活躍中。

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