間違いを笑われたときの対処法　元アナウンサーの話し方教室「TALKNAVI」西宮

■元アナウンサーの話し方＆コミュニケーションの個人レッスン

【生徒さんからの悩み相談】
こんにちは。話し方・マナー講師の永田之子です。今日も教室に寄せられた悩み相談にお答えします。

中学生から多く寄せられる相談です。
Q.授業中に間違いを笑われたのですがそのままにしました。モヤモヤするのですがどうしたらよかったのでしょうか。

A.次のような方法をとりましょう。
1．その場で「笑わないでください」と言う
2．先生に笑われたことを報告する

笑った人も人間なので間違えを起こすはずです。笑った人はそのことに気付いていないのですね。人が間違えたときに笑うことは人を傷付けることです。人を傷付けることは悪いことです。

自分から言えなければ先生に伝えみんなの前で「人を笑うことは良くないことだ」と言ってもらう方法もいいですね。笑った人を特定せずに話してもらうといいでしょう。

直談判と言って個人的に「やめてくれ」と1：1で抗議する方法はよくありません。感情的になり余計にこじらせてしまう可能性があります。それよりも周りの人にも気づきを与える方法をとるようにしましょう。

笑われてしまった人も”笑われた問題を解決すること”に努力をしましょう。答えが間違っていた、漢字が読めなかった、英語の発音が悪かった。理由がわかれば克服して授業に臨むように予習などをするようにしましょう。

失敗は次に活かすことができればそれは失敗ではありません。悔しかった気持ちをばねにして何かに臨むときにはそれなりの準備をする。それでも間違って笑われたならやめてほしいことを相手に伝える。やめてほしいと言われた人は次から人を笑わない。このシンプルな考え方を誰もが理解していけるといいですね。

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■永田之子 （YUKIKO　NAGATA）
話し方＆コミュニケーション教室TALKNAVI代表　
元アナウンサー
話し方講師
マナープロトコール講師
コミュニケーションカウンセラー
婚活アドバイザー （ツヴァイ講師歴10年）

全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングを20年間で10,000人に提供。「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーション向上に貢献。東京と西宮を拠点に個人向けパーソナルレッスン教室を運営。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。

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