兵庫・神戸・西宮の話し方教室 個人レッスン元アナウンサー永田之子
こんにちは。永田之子です。
「誤解されることが多い」というとき、問題点が”話し手”にある場合と”聞き手”にある場合があります。
今回は”話し手”に問題がある場合の「誤解される」原因と対処法について考えてみましょう。
原因
・人との距離感が取れていない
・言葉の選び方が間違っている
・考えてから話していない
・フレーズで話さずに単語で話している
・話題に合わせた表情ができていない
・反応が悪い
・感情をむき出しにしている
・決めつけをしている
・「誤解された」とわかったときにフォローをしていない
・相手の話を言っている通りに聞いていない
・人によって態度を変えている
・人の意見やアドバイスを聞いていない
・相手の立場を考えていない
・協調性がない
・空気が読めない
まだまだあります。このように誤解される原因はさまざまです。ですからどんな人にも少なからず誤解されるときがあります。
それでは上記の原因と照らし合わせながらここからは対処法を考えてみましょう。
人との距離感は「つかず離れず、入り込まない入り込ませない」が基本です。相手も自分も尊重できる程よい距離感を大切にしましょう。
言葉の選び方は状況に合わせて使い分けなければなりません。相手に伝わる的確な言葉が選べるように国語としてのスキルと語彙の数を増やすようにしましょう。
「考えてから話す」。これは会話の極意です。出たとこ勝負の会話で成功をすることはありません。
必要最小限の言葉だけでは相手への配慮が足りません。クッション言葉などを入れてフレーズで話をする癖を付けましょう。相手を思いやれば言葉の数は多くなるものです。
話題に合わせた表情や反応は相手に「聞いています」と言う意志を伝えます。話をするときには状況に合わせた表情を心がけましょう。
アンガーマネージメントができることは人として成熟した証です。どんなときにも感情のコントロールをしながら冷静に話す、行動するようにしましょう。
間違った決めつけをされることほど迷惑なことはありません。たくさんの情報があっても結論に達しないことは多いものです。自分を疑ってみること。決めつける前に相手への確認作業を怠らないようにしましょう。「〇〇で間違いないですか」など・・・。
誤解があったと気づいたならば必ずフォーローをしましょう。”正しく相手に伝え直す努力”を怠らないようにしましょう。
人は相手の話を”聞きたいように聞いてしまう”ものです。相手が言っている通りに聞くようにしましょう。
人によって態度を変えるのはよくありません。どんな人にもどんなときにも態度を変えない方法の一つとして私は全ての人に”敬語”で話すようにしています。人を見て言葉を変える必要がないので誰とでも安心して話ができます。
人からの意見やアドバイスで得ることは多いものです。成長の糧となる批判の言葉などにも耳を傾けるようにしましょう。「そのような意見もあるのですね。勉強になりました」などと言えるようになるといいですね。
「相手がどのような人なのかを考えて話す」ということは相手の立場や状況、環境に配慮するということです。失礼のない会話ができます。
協調性がない態度はその場の空気をよどませます。協調性とは周りに合わせるということ。皆で何かを仕上げていくときなどに個人プレーが多くないか振り返ってみましょう。
誤解されるということは本当の自分を理解してもらえないということです。本当の自分を理解してもらえるように”考えながら話す、行動する”を実践してみましょう。
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元アナウンサーの話し方&コミュニケーション、声の個人レッスン
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実績
千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
話し方・コミュニケーション教室「TALKNAVI」代表
元アナウンサー
マナー講師(マナープロトコール資格)
婚活カウンセラー
全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。
■ホームページ→http://talknavi.jp