重要な仕事の前には予定を入れない　話し方・マナー講師永田之子

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こんにちは。永田之子です。



重要な仕事は必ず成功させなければなりません。成功させるためには時間的余裕が必要です。こまごました仕事を重要な仕事の前に入れることで思わぬミスが出ます。

緊急性がなければ、できる限り小さな仕事を重要な仕事の前には入れないようにしましょう。小さな仕事は簡単に済むものがほとんどですから、先にやってしまいたくなりますが優先順位が違います。

自己啓発の一人者ブライアン・トレーシーの本に「カエルを食べてしまえ」という著書があります。その中に「カエルが2匹いたら大きくて醜い方から食べろ」という言葉があります。これは人は大事なことをどうしても先送りにしてしまうので「大事なことを先にやりましょう」という教えです。

例えば重要なコンサートの司会を頼まれたとします。その日の午前中に小さな仕事を入れたとします。当日雨が降るかもしれません。傘を差します。ヒールが履けません。

雨のために服や台本が濡れたり髪が乱れたりします。利用する交通機関の遅延があるかもしれません。「重要な仕事が控えているのに」という不安で気持ちはイライラと高ぶっていくでしょう。

一方仕事の重要性を考えて午前中に休みを取ったとします。美容院で台本を読みながら髪の毛を整える時間が作れます。

余裕を持ってタクシーを呼びコンサート会場まで行きます。到着してから服を着替えてヒールを履くことができます。早めに会場につけば当日のアドリブに役立つ情報収集をお客様から集めることもできます。

余裕を持ったスケジュール管理は仕事の善し悪しを左右します。スケジュールを立てるときには重要な仕事を主軸にして計画を立てるようにしましょう。

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演題例　『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』

■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方＆マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方・マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。

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