兵庫・神戸・西宮の話し方教室 個人レッスン元アナウンサー永田之子
こんにちは。永田之子です。
小学校の道徳の時間に「人の意見や考え方を尊重する」と習いました。人にはそれぞれ意見や考え方、価値観があるからそれを認めようという教えです。
私たちはこれをどのように理解しているのでしょうか?例えば
同居している誰かが、身近な誰かが、職場の誰かが、どうしても許せないクセや習慣を持っている。
「つけっぱなしの電気」
「誰かが脱ぎ捨てた服」
「パートナーの汚い部屋」
にイライラしてはいないでしょうか?「相手がダメな人だからこんなことをするんだ」と思っていないでしょうか。
しかしそれは単に私たちが自分の価値観を相手と照らし合わせているだけのこと。相手が悪いわけでもあなたが悪いわけでもありません。お互いの価値観の違いがその状態をつくっているのです。
服は決められた場所に置くべきだという価値観
服はどこに置いてもいいという価値観
使わない電気は消すべきだという価値観
細かいことは気にしないという価値観
電気がついていることで「心が落ち着く価値観」もあることを忘れてはいけません。
「人と自分は違う」
自分と同じように他人も「自分の価値観」というものを持っています。あなたが人から価値観を否定されたくないのと同じように他人も自分の価値観を否定されたくありません。
脱ぎ捨てる服が気になるなら気になる人が片付ける。片付けやすいように大きなかごを置く。電気を消して回る。汚い部屋が嫌なら「部屋を片付けてくれないか」とお願いする。
相手の価値観への干渉は相手が嫌がるなら「お願いをする」というレベルのものです。法律や罪を犯していない限り私たちは人の価値観に口を出すことはできません。
相対性理論を唱えたアインシュタインの部屋は汚い部屋で有名でした。しかし、だからこそあのような偉業を成し遂げたのではないでしょうか。
アインシュタインの部屋を片付けさせたり、片付けてしまっていたら研究は進んだのでしょうか?「積んだ書類がどこにあるか?自分にしかわからない」ということはよくあることです。
相手の価値観を肯定する。肯定とは賛成でもない反対でもない中庸な立場での考え方。白黒つけないという一見中途半端に見える考え方こそが尊く、他人も自分も追い込まない堅実な生き方だと知っている人は少ないのではないでしょうか。
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(近況)
千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方&マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方&マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。
■ホームページ→http://talknavi.jp