感情を表す語彙を増やす　話し方・マナー講師永田之子

2022年11月7日公開 / 2023年2月8日更新

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：言葉遣い　マナー、会話術、対人関係療法

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こんにちは。永田之子です。

自分の気持ちを理解するには、たくさんの言葉の中から今の自分の気持ちを表現する言葉を見つけるといいでしょう。

語彙の数が必要です。

Q.あなたは感情が豊かですか？

嬉しいときには笑いますか。
悲しいときには泣きますか。
怒りを感じたときには適切な態度で相手に感情を表すことができますか。

ごく自然にそれができていますか？

大人になると少しづつ感情にふたをするようになります。自分の感情に鈍感になるとどうなるのでしょう。

■人の感情が読み取れなくなる

今すぐに自分の感情を呼び戻しましょう！自分の感情を呼び戻すにはどのようにしたらいいのでしょうか。

その1つが「感情を表す語彙を増やす」ことです。その言葉たちによって隠れていた自分の感情・感性に気付くことができます。

社会や他人に自分の感情をぶつける前に自分の心と向き合う。自分の気持ちを言い当てた言葉があれば喜びや怒りをそこに収めることができます。

「なるほど今の自分の気持ちはそういうことなのか・・・」

モンスターピアレンツになりやすい人はこの感情の納めどころを自分の中に見つけられない人が多いと言います。

自分の気持ちを表す語彙が少なく同じ文言を繰り返す傾向にあると言います。自分の気持ちを自分の中で処理できれば人にその感情をぶつけることはなくなります。

種類が違う喜びであれば「嬉しい」と言う言葉だけではなく、ほかにもたくさんの「嬉しい」を表す言葉があります。

「グッとくる」
「胸に迫る」
「感動に震える」
「ジーンとする」
「魂が揺さぶられる」

数ある言葉の中であなたの今の感情を表す言葉はどれも似ていてどれも違う・・・。懸命にあなたに近い言葉を探す習慣を付けましょう！

小説がお勧めです。たくさんの文章の中からあなたの心の機微を上手に表現する言葉が必ず見つかります。

感情を表す語彙を増やすこと。自分の感情のありかがわかれば人はそこに何らかの落としどころを見つけることができます。

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■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方＆マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方＆マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。

■ホームページ→http://talknavi.jp