【受験の結果が聞きたい】失礼のない聞き方 話し方・マナー講師永田之子
■元アナウンサーの話し方&マナーの個人レッスン「TALKNAVI」 西宮北口駅徒歩1分
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こんにちは。永田之子です。
日本の子どもたちの自己肯定感の低さが問題になっています。理由はいくつかありますが、その1つに親が子どもの短所に注目しすぎて「短所を直す」ことに時間をかけすぎているという点があげられます。
短所はいくつかありますから前の短所をある程度克服してもこの考え方であればまた新たな短所克服を求めるようになります。その間子どもはずっと自分の短所と向き合うことになります。
自己肯定感の高い子供が多い欧米では「長所を伸ばす教育」をモットーにしています。
短所を直す教育ではどうしても叱ることが多くなります。かける言葉もネガティブになります。
「〇〇が下手」
「〇〇が苦手」
「〇〇ができないね」などです。
これは過去に焦点をあてた言い方です。過去に焦点を当てた言い方は、やり直しができないことに注目をしているので子供を追いつめる言い方です。追い詰められた子供は「言い訳」を考えなければなりません。言い訳が上手な子供になると言い換えたほうがいいかもしれません。
一方、長所を伸ばす教育では、おのずとほめることが多くなります。かける言葉もポジティブになります。
「〇〇が上手」
「〇〇が得意」
「〇〇に詳しいね」
この言い方は前向きで未来に可能性を秘めた言葉です。もっとほめられたくて「頑張ろう!」とやる気、元気が出てきます。人には”向き””不向き”があります。
心理学では「注目したところが伸びる」と言われます。短所に注目すれば短所に、長所に注目すれば長所が伸びます。子どもの自己肯定感を高くするには、子どもの長所に注目し長所を伸ばす工夫が必要です。
子どもに自分の長所を意識させること、大人は子どもの長所を伸ばすための声かけや働きかけを多くすることが大事です。この習慣が自然と子どもたちに「自信」を持たせ自己肯定感を高くします。
「長所伸長」「短所克服」と言う言葉があります。克服には時間がかかります。ただ時間をかけても人並みになるだけです。長所を伸ばしながら時間をかけて短所を克服していくという形をぜひ踏んでほしいと思います。
長所が伸びれば短所は見えにくくなります。自己肯定感を高くするには「短所を直す」ことよりも「長所を伸ばすこと」に力を注いでいきましょう!
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■永田之子 (YUKIKO NAGATA)
話し方&コミュニケーション教室TALKNAVI代表
元アナウンサー
話し方講師
マナー講師
岸和田健老大学特任講師
コミュニケーションカウンセラー
婚活アドバイザー
プロフィール
国際儀礼資格を持つ「話し方&マナー講師」。色彩コーディネーターなどの資格も保有し、相手に好感を持たれるマナーやコミュニケーションの指導を行っている。クライアント一人ひとりへ丁寧に寄り添う個人指導が好評。アナウンサー時代に培った洗練された話し方や、マナーの深い知見が高く評価され、セミナー講師、司会者、本の監修者としても活躍中。
■ホームページ→http://talknavi.jp