年を取るとなぜ一年が早いのでしょう　話し方・マナー講師永田之子

2022年8月24日公開 / 2023年2月8日更新

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：言葉遣い　マナー、会話術、対人関係療法

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こんにちは。永田之子です。

「一年が早い」・・・。これには2つの理由があるようです。「ジャネーの法則＝人の年齢による心理的変化により時間の感覚が変わる」という説は有名ですが、もう一つの理由は「年齢を重ねると新しく知ることが少なくなってくるからだ」と言われています。

幼いころには、何もかもが知らないことばかりです。次から次へと疑問や好奇心が出て挑戦していきます。心身ともに忙しいのです。

ところが時が経ち、一通りのことがわかってくると「感動すること」が少なくなってきます。すると一日があっという間に過ぎていきます。

人は「感動と楽しみ」を求めて生きています。ですから一年を長く感じるためには、幼いころのようにすべてのことに興味を持ち「感動と楽しみ」を持つことです。

どのようにしたら感動と楽しみを増やす毎日を過ごすことができるのでしょうか？それは「新しい何かを始める」ことです。

「ブログを書く」
「油絵を始める」
「水泳を始める」
「〇〇の資格を取る」
「〇〇カルチャースクールに通い始める」
「温泉巡りをする」
「御朱印集めをする」

いろいろあるでしょう。「楽しいな」と思える「いつかやりたかったあのこと、このこと」をはじめてみましょう。

年齢を重ねるということは「感動が少なくなるということ」・・・。知ったつもりでも物事の奥は深いものです。

いつものお散歩の道を遠回りして、一本奥の道を行くだけで「新しい感動」は見つかります！

　

私が講師をしている大阪「岸和田健老大学」の生徒様。70代の男性。定年退職後、十数年ぶりにパートのお仕事をはじめられました。川柳クラブの生徒様です。近況を詠われました

「感動を求めて、今日も靴をはく」・・・。

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千葉県警察本部　警察官への講話　2018年　2019年
千葉県公立学校教頭会　教頭先生への講話　 2022年

演題例　『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』

■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表　コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。

■ホームページ→http://talknavi.jp