「提出期限延期のお願い」の伝え方　話し方・マナー講師永田之子

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こんにちは。永田之子です。

先日、とある専門家の先生から「原稿が提出期限までに書けない！先方にどのように言ったら延期してもらえるかな？」と尋ねられました。

先方に対しての失礼を承知で先生にお答えするとしたら「言い換えの技術」を考えることになるでしょう。

人は自分にとって損か得かで物事を判断するときがあります。

延期をされるということは損か得かと言えば相手にとって「損]なことです。ただ「得」なこともあります。

「より良い原稿になる」・・・。

これは双方にとって望むところです。延期をお願いするときにはこの目的を果たすようにはなしをなさるといいでしょう。

■「もう少し推敲させていただければ、より質のいい原稿が書けます」
■「あと少しで思い描いた内容になります。時間が欲しい・・・。」

原稿の提出日は厳守しなければなりません。ただ先生のように第一人者で激務な場合は、双方が少しだけ許される範囲の中で「伝え方」を変え、数日延期してもらうこともあるでしょう。

ところが・・・。

それを伝えた瞬間に先生は「にんまり」となさいました。

「あぶない！あぶない！」・・・。

「くれぐれも今回だけですよ！」と念を押しておきました。

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演題例　『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』

■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表　コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。

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