兵庫・神戸・西宮の話し方教室 個人レッスン元アナウンサー永田之子
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こんにちは。永田之子です。
アナウンサー時代に先輩から滑舌が難しい言葉の覚え方を教わりました。「何回も声に出して復唱する」これが一番良い方法だと言います。
アナウンサーは言いにくい言葉や言いにくい固有名詞などを自分の言葉として使えるようになるまで「復唱」を習慣にしている人が多くいます。
局の廊下で、ぶつぶつと小声で何かをつぶやいているアナウンサーをよく見かけます。
■「口に覚えさせる」
言いにくい言葉が覚えられなければ100回でも200回でも繰り返します。すると確かに口をついていつのまにかその言葉が出るようになります。
1回出来ればしめたもの。その後は失敗を繰り返しながらも間違える間隔は短くなり、ついには言いにくい言葉を自分の言葉にすることができます。
台本に「高邁な志」と言う難しい言葉が出てきました。「こうまい」と読みます。意味は「崇高な」または「寛大な」です。何回も復唱しました。
このような場合「高邁」という単語だけでなく「志」を含めた「高邁な志」という言葉までを覚えると記憶に残りやすくなります。
ニュース原稿では「アルジェバイジャン共和国」と言う言葉が出てきました。本番まで30分。ニュース原稿にざっと目を通したあと、苦手なこの国名を何回も繰り返し復唱しました。本番では緊張することなく言うことができました。
以前おまじないのように言い続けて自分の言葉にした文章があります。結婚式の司会で使う言葉です。
「本日はお忙しい中をご来駕(らいが)賜りまして誠にありがとうございます。」
「遠方よりお繰り合わせいただき、お運びくださいまして誠にありがとう存じます」
今では原稿を見なくてもすらすら言えます。
たまに言いたいときがあって口に出して言うことがあります。「寿限無」の長い名前を口に出さずにはいられないあのときと同じ気持ちです(笑)
元は苦手であった言葉が最も得意な言葉になる。奇跡のような話です。
言いにくい言葉は置き去りにしないで一時(とき)しっかりと向かい合うことが大事ですね。
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(近況)
千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表 コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。
■ホームページ→http://talknavi.jp