しぐさでわかる拒絶のサイン　話し方＆マナー講師永田之子

会話だけでは、相手の心を図ることはできません。そのようなときに心理学を少しだけ取り入れると、相手が何を考えているのかが、ぼんやりと見えてくることがあります。

「しぐさ」。しぐさで相手の心に気付くことがあります。

例えばあなたが話をしているときに、相手が急に口の辺りをさわり始めたら・・・。

■「わたしと意見が違っています」というサインだと言います。

「時計を見始める」
「椅子に寄りかかる」
「腕を組む」などのしぐさは「話に飽きてきた」「退屈をしてきた」という拒絶のサイン。

ちなみに、なぜ意見が違うと口の辺りを触るのでしょうか？自分の意見を「外に出したい」という気持ちの表れなのだそうです。

そのようなしぐさを相手に感じたならば対応策を取ることができます。さりげなく相手の考えや意見を聞くようにするといいでしょう。

「違う意見がありますか？」

過去に生徒様から「グッドタイミングで私の意見を聞いてくれて嬉しい！」と言われことがあります(笑）

心理学を快く思われない方もいらっしゃいます。ただ相手を理解するための1つのツールとして取り入れることで思わぬ場面で会話と同じくらい相手の心に寄り添うことができると感じることがあります。
　
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■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表　コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。

■ホームページ→http://talknavi.jp