兵庫・神戸・西宮の話し方教室 個人レッスン元アナウンサー永田之子
こんにちは。永田之子です。
お彼岸とは「春分の日」と「秋分の日」を中日とする前後7日間のことを言います。あの世を「彼岸」と言い、この世を「此岸」(しがん)と言います。
彼岸は「あの世とこの世が近づく期間」とされます。
お彼岸にすることは
・仏壇・仏具の掃除・手入れ
・お墓参り
・お供え物をする
・先祖や家族のことを考える
・六波羅蜜の修行をする
・「彼岸会」に参加する
※彼岸会 多くのお寺で行われる合同供養 住職が檀家の家でお彼岸供養をすることもある
お彼岸には「先祖供養」と「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の実践をするという教えがあります。「六波羅蜜」とは聞きなれない言葉です。般若心境に出てくる「波羅蜜多」と同じ意味です。この世で彼岸に至るための修行と言われています。
「六波羅蜜」は普段から私たちの生活に取り入れたい教えですが、特に彼岸に近づくと言われるこの期間に修行します。
・布施 施しをする
・持戒 戒律を守り、自己反省をする
・忍辱(にんにく)完全な忍耐
・精進 努力の実践
・禅定(ぜんじょう)心作用の完全な統一
・智慧 真実の知恵を開現し、命そのものを把握する
※百科事典マイペディア「六波羅蜜」の解説より
ここからは「お彼岸に避けたほうがいいのではないか」と考えられていることについてみていきましょう。
・結婚関連の儀式
・お祝い事
・神事
・引っ越し
・お見舞い
・工事着工
・納車
仏教において特にやってはいけないということはありません。ただお彼岸は先祖や命の大切さと向き合う日です。故人を偲び、お墓参りや法要に出かける方もいらっしゃるでしょう。何かと忙しいこの時期に「特別な行事を重ねないほうがいい」という理由はこのようなところにあるようです。
日本では六曜(大安や仏滅)や習わしを重要に考えている方も多くいらっしゃいます。親戚や縁者、知人に「慶時と弔事を区分けしたい」と考える方がいてもおかしくありません。
春分の日。お彼岸の歴史や意味を考えて、相手を思いやる行動が取れるといいですね。
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■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表 コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。
■ホームページ→http://talknavi.jp