兵庫・神戸・西宮の話し方教室 個人レッスン元アナウンサー永田之子
こんにちは。永田之子です。
皆様は「おもたせ」と言う言葉をご存知ですか?「おもたせ」とはお客様がお持ちくださった手土産やお土産のことです。またお客様へのおもてなしにその手土産をお出しするときに使う言葉です。
本来は手土産をいただいた人が使う言葉ですから、最近よく耳にするお菓子屋さんが「おもたせにいかがですか?」という言葉には少し違和感があります。
しかし言葉は使う人の数が増えると市民権を得て、いずれ最初の意味と異なる使い方もよしとされることがあります。辞書に載ることさえあります。ですから「おもたせ」の言葉も、今後変わっていくかもしれません。
さてお客様からいただいた手土産=「おもたせ」。すぐに開けた方が良いのでしょうか?お客様がお帰りになってからあけたほうがいいのでしょうか?誕生日のプレゼントの場合で考えてみましょう。
昔はプレゼントをくださった方の前で開けるのは、マナー違反などと言われたりしましたが、今は「どちらでもよい」というのが解答です。
欧米では本人の目の前で開けて、その喜びをその場で相手に伝えることがほとんどです。ですからあけやすいように包装をせずに、箱ごと渡す場面をたびたび目にします。
おもたせはどうなのでしょう。「おもたせ」もいただいたならば、別室であけてお客様にお出ししていいことになっています。
もしも同じようなお菓子を用意していたならば、ケースバイケースで対応しましょう。両方をお出ししてもいいですね。
お出しするときには「おもたせで失礼ですが・・・」という言葉を添えるのを忘れないようにしましょう。
また「おもたせ」をするときの注意です。知人宅の嗜好がわかれば、それを選びます。また家族の人数分だけですと、足りない場合もあります。
「おもたせ」は当日集まったお客様に出されることも多いので、少し多めに用意するといいでしょう。また人数がわからない集まりなどの場合には、大皿にまとめて入れられる、個包のキャンディやチョコレート、またはいくつにでも切り分けられるパウンドケーキなどにすると安心です。
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演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表 コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。
■ホームページ→http://talknavi.jp