兵庫・神戸・西宮の話し方教室 個人レッスン元アナウンサー永田之子
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こんにちは。永田之子です。
あなたは職場に不満があり改善を望むときに上司にそのことを相談することができますか。では「話す」と決めた場合どのような順番で話を進めていきますか？
このようなときには「ロジカルコミュニケーション」と言う話し方が役に立ちます。論理的に話を組み立てて話す方法です。上手な伝え方を見ていきましょう。
「忙しすぎる職場の改善」を上司に相談する場合を考えてみましょう。
前提条件
・上司の時間がありそうなときに話す
・時間がなさそうであれば「聞いてもらえる時間」を尋ねる
話しの進め方
1.「悩んでいることがある」と伝える
2．悩んでいる内容を「感情抜き」で「事柄」だけ具体的に伝える
3．会社のデメリットを伝える
4．あなたの要望を伝える
悩み事を話すわけですから話すときには感情的になりがちです。ここでのポイントはあなたの感情を完全に抜きにして「事実だけ」を伝えることです。
そうすることで上司はその出来事を自分の立場に置き換えて、自らの事として冷静に判断しながら聞くことができます。
あなたが上司に話す目的は「今の状況を改善してもらうこと」です。あなたの感情を受け止めてもらうことではありません。そこを間違えないようにしましょう。
要望がすぐに届くとは限りません。ただあなたの悩みは伝わりました。ここからは上司がそれをどれくらい検討してくれるかということになります。
今後は上司に期待がかかるわけですが会社の権限や決定は社長や上司にあります。
例え思いが叶わなくても不平や不満を言ってはいけません。悩みを聞いてもらえたことに感謝をして終わりにします。勇気をもって一石を投じたことに変わりはありません。
教室の生徒様も同じような悩みを抱えていらっしゃいました。思い悩んだ末、以上のような方法で上司に相談をすることができました。
その後、半年ほどかかりましたが結局は専任のアルバイトさんを1名付けていただけることになりました。
うまくいくときばかりではありません。ただ「悩みを言わせてもらえる職場」であれば、そこはかなり恵まれた環境であると言えます。
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(近況）
千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表 コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。
■ホームページ→http://talknavi.jp
