親の苦労話は短く端的に 子育て 話し方&マナー講師永田之子

永田之子

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こんにちは。永田之子です。

之子

正月

会話で大事なことは何でしょう?「目的を達成する」ことです。目的が達成されてはじめて「会話をした」ことになります。

それ以外は「おしゃべり」です。今日は目的が達成できない話しの代表ともいえる「たとえ話が長い」ことについてお話ししましょう。

■親が子供にする苦労話

子供が立派になってほしいと思う親心。親が熱弁を振るうような場合、話は確実に長くなります。

苦労話や経験談が主な話題です。話している親は次第に自分の語りに酔ってしまいます。感極まって泣き出す親もいます。

こうなると本末転倒。「たとえ話が長い」と子供たちは「本筋」がどこにあるのかわからなくなります。

子どもに「部屋を掃除しなさい」または「就職活動を真剣に」という話の目的はずれていきます。

親が経験した、たとえ話は大いに役立ちます。ただあまりにも長いと「会話のテーマ」が変わってしまいます。本当に伝えたいことが伝わらないまま終わってしまいます。

「部屋を掃除させる」という話のテーマが「親の家は貧しかった」というテーマになってしまってはいけません。

たとえ話は「短く端的に話す」ことです。「要点」を抑えた短い話しをするように心がけましょう。

子どもが集中して話が聞ける限界は長くても3分。会話を「目的を達する手段」とするために「量より質」を意識して話すようにしましょう。

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演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』

■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表 コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。

■ホームページ→http://talknavi.jp

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永田之子(会話&コミュニケーションマイスター)

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アナウンサーとしての経験と国際儀礼資格によるマナー知識を活かし問題を解決。クライアントに寄り添う丁寧な個人指導に定評がある。セミナー・研修・講演会活動のほか本の監修も行っている。

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