兵庫・神戸・西宮の話し方教室 個人レッスン元アナウンサー永田之子
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こんにちは。永田之子です。
話し方のレッスンの中でも「相手の話しを肯定的に聴く」ことほど忍耐が必要なものはありません。
肯定するということは、言い換えれば「共感する」ということです。相手の話に「NO」と言わない。というのが共感していることを示す話の聞き方です。
話しの聴き方で最も大事なことは「そうなんだね」と相手を理解しようとする心です。それがなければ相手との間に信頼感は生まれません。
例えば相手が「部屋の掃除が嫌い」と言えばそれを肯定する。肯定するということは相手と意見が同じでなくてもいいのです。
あなたにはあなたの考えがありますから、あなたの考えは「NO」のままでいいのです。
相手はあなたの意見を聞こうとは思っていませんから、ここで「ノー」と言えば反発心を抱かれるだけです。
言いたいことがあれば相手の気持ちをまずは受け入れて信頼感を得てから、あなたの考えを言いましょう。
■「イエスでもノーでもない聞き方」これが肯定的な話の聞き方です。
「あなたはそういう考えなのね」
「ご苦労なさったのね」
「わかりますよ。とてもよく」
会話は主に「事柄」と「心」でできています。事柄よりも相手の心を優先した言葉を選びましょう。
A子「私の部屋すごく汚れてるの。掃除嫌い!」
B子「そうなんだ」
「部屋が汚れているんだね」
「お掃除嫌いなんだ」
などと言う言葉が相手を肯定する聴き方です。
一般的には、相手が言った話に反発心が起こった場合、私たちは「一刻も早く意見を言いたい」と思います。
しかしコミュニケーションがまだ深まっていない段階でそうしてしまうと相手は「自分をわかってくれない人」と感じ、あなたを早々にあきらめてしまうのです。そうすれば話はそこで終わります。
心を受け入れれば「なぜ部屋が汚いのか?」「なぜ掃除をしないのか?」などと言う情報をいずれ相手から得ることができます。たくさんの情報があれば私たちも、より有益なアドバイスをしてあげることができるでしょう。
信頼感を得れば、いつかあなたの意見が受け入れられる日が来ます。コミュニケーションを深めるということは あなたをわかってもらうことが先ではありません。まずは相手を理解することが先です。
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千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表 コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。
■ホームページ→http://talknavi.jp