兵庫・神戸・西宮の話し方教室 個人レッスン元アナウンサー永田之子
こんにちは。永田之子です。
すでにできているグループに上手に入るにはいくつかのコツがあります。
一番大事なことは、すでにできているグループの雰囲気を、あなたの登場で壊してはいけないということです。入っていく前に十分にグループを観察して、そこに自分を合わせるようにしましょう。
次に大切なことは「笑顔」と「アイコンタクト」と「自分から挨拶」をすることです。
笑顔をつくり、できるだけ全員と目を合わせ、自分から挨拶することを心がけましょう。
「はじめまして。○○と申します。よろしくお願いします」。
その後、誰かが話を始めたら、初対面であってもすぐにその話し手の話に集中するようにしましょう。以前から知っていた仲間のように「うなずきながら」話を聞いていきます。
その場所に到着したばかりで、荷物やコートの置き場などに気を取られて、今、話をしている人の話を無視しないように気をつけましょう。座るまでの準備をしながらも、しっかりと話の内容を聞きはじめます。
あなたの「仲間になりたい」というその態度がグループに伝えれば、スムーズに仲間に入ることができます。あなたの存在がその場の空気になじみ、みなと同じような色になることができればまずは第一関門突破です。
その後も話の内容がわからなくても話し手の話に「ほ~」「へ~」などとうなずいたり、笑ったりしながら「反応」を繰り返します。反応は「聞いていますよ!」のサインになるので必ず実行しましょう。
この状態が続けば、あなたはしばらく何も話さなくてもよいでしょう。うなずき、あいづちをうちながら話を聞きます。そんなあなたはもうすでに雰囲気づくりの担い手になっています。その場になくてはならない存在になりつつあります。この状態を続けましょう。
「話上手は聞き上手」とは、まさにこの状態のことです。話さずともみんなの仲間になることができます。
グループに入るときの心構えを考えてみましょう。まずグループで会話をするときには「苦手意識」をなくすことです。
基本は1対1の話し方と同じです。グループの場合5人いればあなたの話す話の量は、5分の1になるはずです。気分的には楽です。「グループの人数を数えて○分の1・・・」と思えばいいですね。
またグループ会話で忘れてはならない重要なルール。それは「自分の情報を少しは話す!」ことです。「仲間には入りたいけど自分の情報は話したくない」と全く話さなければ仲間にはなれません。
何を聞かれても「いえ、別に」「特にないです」などと言っていたらみんなは「これ以上聞いたら失礼なのかな?」と気を遣います。そして会話は終わります。
「聞き手が次の質問をしやすい様に情報を少しだけ提供する。」これは最低限のグループ会話のルールです。
自分の情報をあまり話したくない人は事前に「どの程度の情報であれば話していいのか?」をまとめておくといいですね。「年齢はOK」「収入はNG」などです。
最良の話題は他のメンバーが全員関係している話題。全員が興味をひき、ぜひとも会話に参加したくなるような話題です。
そんな話題を提供できれば、ほどなく誰かが話を拾ってくれます。みなが参加したくて、たまらない話題を見つけてあなたは投げかけるだけ。
話が乗ってくれば、無口なあなた自身も嬉しくなって「一言」参加したくなるかもしれません。
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(近況)
千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方&マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方&マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。
■ホームページ→http://talknavi.jp