兵庫・神戸・西宮の話し方教室 個人レッスン元アナウンサー永田之子
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こんにちは。永田之子です。
強調したい言葉があるときには、音として強調する方法と技術的に強調する方法があります。
強調したい言葉を伝えるときのポイントです。
・強く
・大きく
・ゆっくり
・ささやく
・低音
・強調する言葉の前に「間」(ま)をおく
この5つを適材適所で使い分けます。強調したい言葉を「強く」言うことはよく知られている方法です。「プロミネンス」と言う言葉をご存知ですか?プロミネンスとは、文の中の言葉や「文節」を強調することです。例えば
■昨日私は彼とデートしました。
と話すとき、あなたは「彼」と「デート」のどちらを強調したいですか?プロミネンスを使って話せば強調したい部分を相手に確実に伝えることができます。あなたが強調したい言葉が決まれば、そこにカッコを付けます。
■昨日私は彼と「デート」をしました。
そしてカッコを付けた言葉を意識して身振り手振りなどを加えながら「強く」「大きく」発音します。
すると相手はその言葉が印象に残るので「デートのことが言いたいのね」とすぐに理解してくれます。これがプロミネンスを活かした話し方の効果です。
練習問題です。
次の話であなたはどこを強調したいですか。
■先週 横浜の中華街で 彼と 小籠包を 食べました。
「何が一番言いたいのか?」をあらかじめ考えてから話すと強調する言葉が見えてきます。「中華街?」「彼?」「小籠包?」・・・。付き合い始めたばかりで、彼のことが話したくて仕方がないならば、ここは迷わず「彼」ということになりますね。小籠包の話がしたければ「小籠包」にカッコが付きます。
次に「ゆっくり」と「小さい」を同時に話し言葉を強調させる例には次のようなものがあります。
■あなたのことが「す・き」・・・。などと告白をするときです。ゆっくりと小さな声で耳元にささやけば、大きな声で言う100倍ほどの効果があります(笑)
また「ドスのきいた低い声」には相手が震え上がるほどの怖い説得力があります。例えばカフェで友人と大きな声で話していたら隣の席の男性から
■「しずかにしてくれる?」
とドスがきいた低い声、鋭い眼光でにらまれたら身がすくみます。
一方、強調したい言葉の前に「間」を持たせる方法はイベントなどでの演出でよく使われます。コンテストで優秀賞を発表するときなどです。盛大にドラムロールがなります。音楽が止まります。
恐ろしいほどの静寂‥・・・・。「エントリーナンバー〇番! 〇〇 〇〇さんに決定いたしました!!」
この静寂が「間」です。この「間」が強調したい言葉を、より引き立てる役目を果たしてくれます。強調したい言葉を伝えるときにはポイントがあります。それを押さえてメリハリのある話し方であなたの気持ちを相手に確実に届けましょう。
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(近況)
千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表 コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。
■ホームページ→http://talknavi.jp