お客様専用の名刺入れを持つ　マナー講師永田之子

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こんにちは。永田之子です。

ある高級ホテルの支配人から「名刺入れ」のマナーについて特別な話を伺ったことがあります。

「いただいた名刺は自分の名刺入れには入れない。お客様専用の名刺入れに入れる」



日本人は名刺に対して特別な思いを持っていますね。名刺をとても大切に考えています。しかしヨーロッパが発祥の名刺なのになぜか欧米では名刺を軽視するけいこうがあります


名刺を片手で受け取ったり、テーブルに忘れていくということさえあります（笑）

そんな名刺の歴史を大切に受け継いだのが日本ということになりそうです。日本では「名刺をその人自身」と考えます。ですから丁寧に受け取り、大切に保管する習慣があります。

名刺を受け取るときのいくつかのルールです。
・お客様よりも上等な名刺入れを持たない
・名刺は両手で受け取る
・相手の目を見て受け取る
・同時に受け渡しをするときには相手の名刺よりも自分の名刺を下げる
・たくさんの人と交わすときには人の手の上でクロスさせない
・商談などをするときにはテーブルの左前に置く
・いただいた名刺を自分の腰より下に持たない

受け取った名刺をきれいな環境のきれいな場所に保管する。できるビジネスマンはやっています。意識をすると確かにできている人がいることに驚かされます。

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千葉県警察本部　警察官への講話　2018年　2019年
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■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表　コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー本の監修も行っている。

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