お辞儀で気を付けたい頭頂部の印象　マナー講師永田之子

■元アナウンサーの話し方＆マナーの個人レッスン「TALKNAVI」　西宮北口駅徒歩1分
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こんにちは。永田之子です。

教室ではマナーレッスンを行っています。「所作のレッスン」でお辞儀をしていただくことがあるのですが意外と気になるのが「頭頂部の印象」です。

丁寧なお辞儀は時間をかけて8カウントでゆっくりと頭を上げ下げします。そのときに相手が目にするのが「頭頂部」。

「分け目の部分が薄い」「地肌が見える」と、とても老けた印象になります。せっかく素敵なお辞儀ができたのにとても残念です。

分け目は、頭頂部のつむじから生え際にかけての毛の流れを決めるところです。髪の重みで左右に髪が分かれるために分け目はできます。

地肌が目立つようになると、特にロングヘアの女性は分け目が目立ちます。髪の重みで髪が下に引っ張られるからです。髪の短い方（かた）よりも余計に薄毛に見えてしまうわけです。この分け目が薄くなる理由を考えてみましょう。

・繰り返されるカラーリングやパーマ
・刺激が強いシャンプーの使用
・ドライヤーの熱の影響
・分け目がいつも同じ 　何年も同じヘアスタイル
・頭頂部を触るクセ
・ブラッシングの、し過ぎ
・質の悪いブラシの使用
・ヘアアイロンなどで髪を引っ張る
・ヘアアクセサリーやゴム、帽子などの影響＝血行不良
・女性ホルモンのバランスの変化
・紫外線etc

生徒様からもこの「分け目問題」はよくテーマに上がります。いつまでも若々しい印象を与えるためには何をしたらいいのでしょうか？

まずは美しい髪を作るためのヘアケアから見直してみましょう。

・後姿を見る習慣を付ける　特に頭頂部
・分け目を変える
・ドライヤーで髪を乾かすときには、分け目を消すように髪を動かす。
・ヘッドマッサージをする
・シャンプーは一度洗いにする　
・お湯による余洗いで8割の汚れを落とす　　1分間、髪にお湯をかけ後の2割でシャンプー洗いする
・シャンプーの量を少なくする
・シャンプー＆リンスを自然素材のものにする
・ヘアスタイルでアレンジする　　バレッタなどで髪を後にまとめ頭頂部を目立たなくする



・黒い脱毛パウダーを使う　シャンプーで落ちるパウダーが市販されている
・応急処置として、目立つ地肌に黒やブラウン系のシャドウやリキッドを塗る
・髪を短くする
・ウイッグを付ける
・植毛する
・ストレスをためない
・良質な睡眠をとる
・睡眠時の寝返りでの刺激をなくす　シルクキャップなどをかぶる（シルクは肌と同じタンパク質なので肌に優しい素材です）



・毛髪に良い食事バランスをとる
ミネラルや亜鉛、アミノ酸、L－システイン　アスタキサンチン、ベータカロチン、リコピン、フコイダンなどを多くとりましょう。

・脂っこい食事を控える　頭皮の油脂は脱毛の原因になる
・クリニックで改善を試みる

自分の髪の分け目がどうなっているかは気づきにくいものです。若さは自分が決めるものではありません。人が私たちの若さを決めます。

「今の私が一番若い！！」この気持ちで、できることから若返り習慣を身につけていきましょう。

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演題例　『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』

■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表　コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。

■ホームページ→http://talknavi.jp