「誰か」ではなく「あなた」と言う存在　話し方＆マナー講師永田之子　

■元アナウンサーの「話し方＆マナーの個人レッスン」西宮教室

こんにちは。話し方＆マナー講師の永田之子です。



「仕事で数回タッグを組んだ上司から”あなたの名前は何といいますか？”と聞かれました」。これは昨日お越しの生徒様からのお話しです。

通常「名前を突然聞かれる」場合は2つの理由が考えられます。
「とてもいい印象」
「とても悪い印象」のどちらかです。

私たちも、いただいたお菓子があまりにも美味しくて「店名」を探すことがありますが、これは「とてもいい印象」を受けたときのことです。

上司の顔は微笑んでいたとのことですから、生徒様には何かしらの「とてもいい印象」があったのでしょう。

「誰か」ではなく「あなた」と言う存在。上司にとってあなたはAさん、Bさんではなく特別な存在になったと想像されます。

これからのAIの時代。個人の名前で呼び合い、相手が求めることを互いに提供できる人間関係づくり。とても大切です。

ところで・・・。「上司のお名前はご存知だったのですか？」とお聞きすると生徒様からは「いいえ」と言うお答えがありました。

マナーでは「聞かれた質問には同じ質問をする」と言う礼儀があります。お相手は上司ですので、その場ではお名前を聞きづらかったと思います。人事課などに行き必ず上司のお名前を確認しておきましょう。

次からは距離の近い関係「名前から始まるコミュニケーション」をスタートさせることができるようになります。

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■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方＆マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方＆マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。

■ホームページ→http://talknavi.jp