おしぼりの洗い方　話し方・マナー講師永田之子

こんにちは。永田之子です。

教室ではおしぼりをお出ししています。
暑いときには冷たいおしぼり
寒いときには温かいおしぼり

私が一番気を付けているのが「滅菌＆殺菌」です。



洗濯時には、酸素系漂白剤を入れた40度以上のお湯に1時間ほど浸します。その後、洗濯用洗剤または食器用洗剤で丁寧に手洗いします。洗った後はすぐに「天日干し」をします。

洗濯機では洗いません。柔軟剤も使いません。柔軟剤を使えば生地はやわらかくなるのですが、ほとんどの場合匂いがついてしまいます。おしぼりと一緒に出すお菓子やお茶の香りの邪魔をするので匂いは控えるようにしています。

柔軟しないと”ごわごわ感”が気になります。おしぼりを干すときに全体の繊維をもんで崩してから干すといいでしょう。思いのほか柔らかく仕上がります。

おしぼりに生臭い匂いが残ることがあります。おもな原因は古い生地の目の汚れです。タオルの匂いも同じです。

ドイツの友人に聞いたところ、ヨーロッパではほとんどの家で60度以上のお湯で洗濯をする習慣があります。そのために常に殺菌が行われ日本のようにタオルが匂うことはないそうです。

低温の水で洗う日本では古い生地の匂い対策は難しいですね、匂いがしたら新しいおしぼりに変えたほうがいいでしょう。

タオルが新しいのに匂いがすることがあります。残留塩素が残っている場合などです。そのときには酸素系漂白剤に一晩漬け置きしてみましょう。

ただ柄物は色落ちする場合もあるので表示を参照して「つけ置く時間」を決めます。その後はいつものように洗濯用洗剤か食器用洗剤で丁寧に洗います。そして「すぐに」干します。



おしぼりは「おもてなしの心」。洗濯に気を付けて常にきれいで清潔なおしぼりをお出しするようにしましょうね。


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■永田之子 （YUKIKO　NAGATA）
話し方＆コミュニケーション教室TALKNAVI代表　
元アナウンサー
話し方講師
マナープロトコール講師
コミュニケーションカウンセラー
婚活アドバイザー （ツヴァイ講師歴10年）

元アナウンサー。国際儀礼資格による高度なマナー知識を持つ「話し方＆マナー講師」。色彩コーディネーターなどの資格も保有し、相手に好感を持たれるマナーやコミュニケーションの指導を行っている。クライアント一人ひとりへ丁寧に寄り添う個人指導が好評。アナウンサー時代に培った洗練された話し方や、マナーの深い知見が高く評価され、セミナー講師、司会者、本の監修者としても活躍中。

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