わかりやすい話し方 短文で話す 話し方・マナー講師永田之子 

永田之子

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わかりやすい話し方をするには次のことを意識しましょう。「短文で話す」ことです。句点(。)を多く使って話すといいでしょう。

一文が長いと主語や述語、修飾語などが複数になるので聞き手に誤解を与えやすくなります。いわゆるわかりにくい話になります。

またこの話し方は人にものを教えるときの基本でもある「できていない人に合わせる」という話し方です。

「できている人いますか?」ではなく「できていない人いますか?」という考え方は平等な結果を招きます。できている人に合わせれば「できてない人」が出ます。聞く人の身になって考えてみましょう。あなたが話すときに聞く人の中にこのような人はいないでしょうか。

・内容の理解を慎重に考えたい人
・頭で話の映像を描くのが苦手な人
・耳が不自由な人
・前の話しを聞き逃した人

ユニバーサルデザインと言う言葉があります。障害を抱えている方にとって優しいデザインや設計のことです。ユニバーサルな話し方を常に意識することで万人に対応できる話し方ができます。

「わかりやすい話」とは、すべての人に平等に伝えたい内容が伝わる話しのことです。”聞き手を助ける話し方”と言っていいでしょう。

【わかりやすい話をするためのポイント】
・短文で話す
「~けれど、~」
「~とか、~」
「~で、~」読点を少なくし句点を多くする

・話すことを決めてから話す
・結論から話す
・句点までを40~50文字で話す
・事実と意見を区別して話す
・1文に言いたいことは1つにする 一文一義
・主語と述語、修飾語と被修飾語はできるだけ近づけて話す

マンツーマンレッスンでお越しの生徒様にはこの「短文で話す」レッスンを強化しています。

「この1か月でどんなことがありましたか?」

毎回レッスン前に近況を30秒から1分で話していただきます。句点が少ない場合には「接続詞」「連続接続詞」が不要であることや「1つの話に2つのテーマが入らないようにする」などというアドバイスをしています。

50文字がどれくらいの長さなのかわからない方は話したい話を一度文章にするといいでしょう。テープにとってもいいかもしれません。句点までの文字数を数えてみましょう。自分の一文の文字数を知ることができます。

毎日の出来事を40~50文字ほどの日記に書くのもお勧めです。自然と40~50文字の感覚がわかるようになります。

句点を多くする話し方。話している人にとっても”道に迷わない話し方”です。

■体験レッスン
元アナウンサーの話し方&コミュニケーション・マナーの個人レッスン
阪急神戸線「西宮北口駅」徒歩1分
お問い合わせ先→https://mbp-japan.com/hyogo/yukimigoro/seminar/5007478/
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■講演会・研修・セミナーへのお問い合わせ
https://mbp-japan.com/hyogo/yukimigoro/service2/5003537/
(近況)
千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話  2022年

演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』

■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方&マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方&マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。

■ホームページ→http://talknavi.jp

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永田之子
専門家

永田之子(会話&コミュニケーションマイスター)

TALK NAVI

アナウンサーとしての経験と国際儀礼資格によるマナー知識を活かし問題を解決。クライアントに寄り添う丁寧な個人指導に定評がある。セミナー・研修・講演会活動のほか本の監修も行っている。

永田之子プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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