「お体ご自愛ください」の間違い　正しい使い方　話し方＆マナー講師永田之子

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こんにちは。永田之子です。

今回は手紙やメールなどの最後に書くことが多い「ご自愛ください」についてのお話です。



よく間違えられるのが「お体ご自愛のほどお過ごしくださいませ」という言葉です。

もともと「ご自愛」という言葉には「体」という意味が入っています。ですからご自愛には「体」という言葉をつけません。

次のように文を締めましょう。
「くれぐれもご自愛ください」
「時節柄ご自愛のほどお過ごしください」
「天候不順な時季です。ご自愛くださいませ」

手紙を書くように、改まったメールを書く方にとっては頻繁に使う言葉ですね。

このように間違いやすい日本語は、ほかにもたくさんあります。特に「実用文」では当たり前のように繰り返し使うのでミスの数も知らないうちに多くなってしまいます。

本屋さんには「間違いやすい日本語」という本がいろいろと出ています。
例
「とんでもありません」→「とんでもないです」
「お座りください」→「おかけください」

この本は一生使えるポータブルスキルに役立ちます。機会を見つけてマスターしておきましょう。

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千葉県警察本部　警察官への講話　2018年　2019年
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演題例　『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』

■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方＆マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方＆マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。

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