声と話し方が幼い　元アナウンサーのボイストレーニング教室　西宮

2015年8月25日公開 / 2022年10月11日更新

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：言葉遣い　マナー、会話術、対人関係療法

こんにちは。永田之子です。

「声と話し方が幼い」という悩みは圧倒的に女性が多いですね。声は主に咽頭、口腔、鼻腔で調音しています。声の特徴として「鼻にかかった声」は幼い声に聞こえがちです。

ただ「AKB48」などのアイドルといわれる方の中には、この声の可愛さがチャームポイントになっている方もいます。

ところが「ビジネスの世界」での幼い声や話し方は、例え仕事が出来ても、印象としてはマイナスになる場合が多くあります。

信頼される「大人の声」をつくるにはどのようにしたら良いのでしょうか？

まずは自分の声をテープにとってみましょう。声から受けるあなたの印象、イメージを冷静に判断できます。

「この話し方で信頼は得られるのか？」

声は相手に対して「安心感」や「信頼感」を与えます。しかし逆に「不安感」や「疑心」を与えることもあります。

相手にあなたの情報が全くない初対面の場合などには、あなたの声があなたを知る大きな手掛かりになります。

「安心感」や「信頼感」を得る声づくりは、社会で生活するうえで是非とも取得しておくべきキャリアといえるでしょう。

一般的に「幼い声」「幼い話し方」と言われる特徴をあげてみましょう。
・声が高い　
・声の抑揚が激しすぎる　
・語尾が極端に上がる
・語尾にナ行を使うことが多い（〇〇したいな　〇〇したのに　〇〇なのね　〇〇なの）
・顔や体をくねらせながら話す　
・話すときの表情やしぐさが幼い　
・話の内容が稚拙である
・語彙が少ない

例えば語彙の少ない人は何を食べても「美味しい」と言うのではないでしょうか。チョコレートと築地で出される大トロの味は違います。そこを言い分けられるのが「大人の語彙力」です。

【表現の例】
チョコレート「甘くコク深いチョコレート」
大トロ「脂がのってとろけるような舌ざわり」

幼い声と話しかたを直すには

・自分の声をテープにとる
・ボイストレーニングをする
・豊かな表現力を身につける
・自分の話し方について人に聞いてみる
・語彙を増やす
・ゆっくり話す

などの課題があります。頑張ってひとつづつマスターしていきましょう！

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「幼い話し方・声」の矯正レッスン
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■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方＆マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方＆マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。

■ホームページ→http://talknavi.jp