年金生活は赤字続き…貯蓄はあるけどいつまでもつか不安
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの今村浩二です。
ファイナンシャルプランナーって最近聞くようになったけど、
どんな人が相談してるの?
どんなことが相談できるの?
ってよくわからない方も多いと思います。
このコラム『今日のコンサルティング』では、
私が代表を務めるFPオフィス・ユニバーサル財務総研のお客様を毎回お一人ピックアップして、
どんな方がどんなお悩みを相談されたのか、紹介しています。
「私の悩みもファイナンシャルプランナーに相談したらいいんだ!」と気づいていただくきっかけになれば幸いです。
今日お話するお客様は、52歳の女医さんです。
外貨建てで資産を持つ意味がわからないので、
そのあたりの疑問も含めて資産運用の方法について相談したいと、個別相談を申し込まれたT様。
私が資産づくりや資産運用のアドバイスを行う際に、大切に考えていることがあります。それは、
「お客様に、将来も変わらず、今と同じように暮らしてもらうこと。」
外貨建てで資産を持つ意味にもつながる話なので、少し説明させていただきます。
今と同じように暮らしてもらうことを、ファイナンシャルプランニングの世界では、
「購買力を維持する・アップさせる」という表現をします。
たとえばあなたが、今、月に一度の外食を楽しみにしているとしたら、リタイア後、
老後もお気に入りのお店で食事ができるかどうかを意味します。旅行や買い物なども同じです。
もし手持ちのお金が円だけの状態で、国の財政的な信用力が低下したり、
インフレ(物価上昇)で円の価値が下がり続けると、
購買力を維持する・アップさせることは難しくなります。
また、厚生年金の被保険者の期間が短く、
医師年金と加入を検討している国民年金基金が、セカンドライフの収入の中心になるということから、
「医師の多くはリタイアメント後に現役時代との収入のギャップを感じることが多い」という私の話に共感されたようでした。
そこで、生涯を通した安心と豊かさを得ることができるマネープランを確立する過程で、
T様に合った資産運用の方法を見つけていく、という方向性を提示させていただきました。
コラム『今日のコンサルティング』は、毎日更新を目標に投稿しているため、内容は短めです。
より詳細な内容を知りたい方は、コラム『FP相談事例』も是非ご覧ください。
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